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発達障害の息子が紛失した母手作りノート 届いた感謝伝える投稿で注目 「勉強になる」
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落とし物を拾ったら、あなたはどうしますか? 何気ないものに見えても、失くした本人にとってはかけがえのないものという場合があります。ツイッター上では今、大切な落とし物を届けられた持ち主による感謝の投稿が話題に。拾得者が不明のため、せめて気持ちが伝わればとツイートしたそうです。拾われたのは、母の愛がたっぷりと詰まった一冊のノートでした。
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通学をサポートするためB7サイズのノートをお守り代わりに
「駅の近くで息子の大切な『猫のノート』を拾ってくださった方ありがとうございました! 駅員さんから電話があって無事手元に届きました。これがないと1人で登校ができないので大変助かりました! ここに書いても伝わらないかもだけど、本当に本当にありがとうございました」
ツイッターに投稿された感謝の言葉に、3.3万件もの“いいね”が集まりました。添えられた写真には、手作りのシールが貼られたB7サイズの小さなノートが写っています。
表紙に貼られたシールには、愛らしい猫のイラスト「シロちゃん」と「上手にお話ができません」というメッセージが。またノートの上部には「学校へ行く時」「家へ帰る時」「困った時」など、項目が書かれたインデックスシールも貼られています。
これは投稿主のYakkun(@yakkun33)さんが発達障害を持つ息子さんの外出をサポートするため作ったもの。中面には連絡先や“ママとの約束”、バスの時刻表やバスの乗り方などが1項目ずつプリントされ、ノートに貼られています。
さらに息子さんが困った時、助けの手を差し伸べようとしてくれる人に対して、息子さんの特性やその対処法が分かりやすく説明されているページも。
思いやりがたっぷり詰まったノートと一度失くしてしまったノートがきれいなまま戻ってきたことに多くの人が感動。「ここまでノートをかわいく、読んでもらえるように作るのは大変だったと思います。とても素敵な手帳だと思います」「これ、いいですねーみんなに優しいアイデア」「すごーい! 看護師兼ケースワーカーとして非常に勉強になります!」など、たくさんのリプライ(返信)が寄せられています。
発達障害の子を持つ保護者からは「ぜひ参考にさせてください」という声もありました。そこでYakkunさんは反響を受け、ノート用の素材を無料で配布。ぜひ多くの人に役立ててほしいと語ります。