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ヘンリー王子とメーガン妃 好感度下落の結果にファン「このカップルはグローバル」
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英国で行われた最新の王室メンバー好感度調査で、前回よりさらなる人気下落傾向が明らかになったヘンリー王子とメーガン妃夫妻。こうした状況に対し、王子夫妻のサポーターたちがSNS上で怒りの投稿を繰り返していることが明らかになった。英国の現状は「世界的なカップルである2人には関係ない」などと主張しているという。
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「だいたいカリフォルニアの方が英国より大きいじゃないか」
市場・マーケティング調査およびデータ分析の英企業「YouGov」は3日、王室メンバー好感度調査の結果を公表。全体的な好感度はメーガン妃が7%下落のマイナス39%、ヘンリー王子が19%下落のマイナス25%など、4月の前回調査よりよりさらに下落していることが明らかになった。
そこで英大衆紙「デイリー・エクスプレス」はツイッター上の投稿に注目。あるユーザーは「YouGovは未だにハリー(ヘンリー王子の愛称)とメーガン(妃)の人気が落ちていると考えているようだが、プロパガンダは通じない。このカップルはグローバルだ」とコメントし、この人気凋落は英国だけのものと主張していたと報じている。
また米雑誌「ニューズウィーク」の王室記者が調査結果を伝えたツイートには「英国だけがすべてじゃない。だいたいカリフォルニアの方が英国より大きいじゃないか。現実的になれ」という内容も。同様にYouGovのツイートには「こんなことをやってもまったく意味がない。H&M(ハリーとメーガン)は英国が自分たちのマーケットじゃないということに気付いたから、独自のブランドの成功を新天地に求めた」と直接物申すユーザーも現れている。
「好きではない」が「好き」を大きく上回った英国。王子の回顧録も“米国市場向け”になるという見方もあり、今後の2人は今回のツイッター投稿のように、英国以外の「グローバル人気」に頼る方針なのだろうか。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)