漫画
産後すぐ“母親”になれる女性ばかりじゃない 漫画に共感殺到 「私もそうだった」
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「産後の女性には、頼れる場所を作ることが大事」
漫画を投稿した、ちくまサラさんに詳しいお話を伺いました。
Q. 今回のエピソードを漫画にしたきっかけを教えてください。
「SNSで『母親は子どもを産んだ瞬間に母親になれるわけではない』とつぶやいていたフォロワーさんをたまたま目にして、同意したと同時に過去に看護師さんが話してくれたエビソードを思い出し、漫画にしようと思いました」
Q. このお話を看護師さんから聞いたのは、どんなタイミングでしたか?
「授乳中、軽い雑談をしていたような時だったので、たまたま看護師さんが話してくれたという感じでした。なので、聞くことができてラッキーでした」
Q. この漫画を通して一番伝えたかったのは、どんなことですか?
「母親だって人間なので、十人十色。“女性は産んだ瞬間から聖母になる”という理想の押しつけは、母親自身の首を絞めることにもつながるので良くないと言いたいです。
そして今回は良いエピソードでしたが、残念ながら世の中にはこれと逆パターンになってしまう場合もある。ですから、産後の女性にはくまなく手を差し伸べて、彼女たちが頼れる場所を作ることが大事だと思います」
Q. 大きな反響となりましたが、心に残った読者の感想や、感想を読んで思ったことなどを教えてください。
「コメントの中には『自分も最初は赤ちゃんをかわいいと思う余裕がありませんでした』という感想が思ったよりも多かったです。精神、体力ともにギリギリの中で子育てをしている方が多いんだと感じました。そして逆に、『出産した産院はスパルタだったけど、良かったですよ』というようなコメントが1つもなかったので、改めてこの漫画の看護師さんの態度は正解なのだと思いました」
Q. 最後に、出産を控えたプレママさんたちに一言エールをお願いします!
「とにかく産後はイレギュラーの連続なので、困ったこと、つらいことがあったら周りにヘルプを出すことをためらわないでください。もしどこにも頼れなかったら、SNSで発信してください。こんなことを書いたら産後が怖いと思うかもしれませんが、一方で子どもは、今までの人生で味わったことのない幸せをくれます。マイペースに子育てを楽しんでください!」
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(Hint-Pot編集部)