Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

どうぶつ

8歳で保護された元ボスねこ “しょっぱい顔”をしたかわいい理由とは「抱きしめたくなる」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

猫エイズから口峡炎発症 飼い主さんの膝でケアしてもらうのが日課

“2人きり”だとこんなにかわいらしい表情を浮かべるそう【写真提供:ねこかます(@nekokamasu)さん】
“2人きり”だとこんなにかわいらしい表情を浮かべるそう【写真提供:ねこかます(@nekokamasu)さん】

 それから穏やかな日々を過ごしていた釿汰くん。しかし、8年間もの過酷な野良ねこ生活がたたったのか、保護から約半年後に猫エイズ由来の口峡炎(のどや扁桃腺付近に起きる炎症)を発症します。

 口峡炎は悪化すると食餌もできなくなるため、飼い主さんは日々さまざまなケアをするようになりました。釿汰くんはそんな時に乗せてもらえる飼い主さんのお膝の上が大好き。

 しかし、ねこかますさん宅では他にもチャー坊くんと翡文くんが猫エイズを患っており、3匹一緒に2階で暮らしています。そのためケアまで順番待ちになることも多々。そんな時、甘えん坊な釿汰くんは話題になった元ボスねことは思えないほど“しょっぱい”表情を浮かべるのです。

「釿汰がこうした表情を浮かべるのは、待たされて拗ねている時限定です」

 哀愁漂う、いじけた表情で毛布をモミモミする姿は大きな話題になり、1.9万件もの“いいね”が。また、「抱きしめたくなる顔!!」「私の膝で良ければいくらでも~」「実写版ピカチュウのシワシワ顔並」など、励ましの声もたくさん寄せられています。

 大きな反響を受けて、「ねこはこれだけ表情が豊かで、情緒に富んでいて、人間とほとんど変わらないということを知っていただけたらうれしく思います」とねこかますさんは語ります。

 野良ねこ時代からずっと目をかけ、保護後はしっかり手をかけてくれる飼い主さんにすっかり心を許している釿汰くん。これからも病気と上手に付き合いながら、楽しく元気に長生きできますように。

(Hint-Pot編集部)