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メーガン妃は実父と関係修復を 専門家が英誌で和解を進言 その理由とは
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未だ絶縁状態が続いているメーガン妃と実父トーマス・マークルさん。トーマスさんはメディアを通じて和解を必死に訴えるだけでなく、妃の誕生日にはバラの花束を贈るなど関係改善に努めているが、大きな進展は見られていない。専門家は、妃がそんな父親に歩み寄らなければ、今後“不利益をこうむる”と主張。その真意とは。
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「寛容さがないイメージが強まる」 父との絶縁状態は慈善家としてマイナス
王室専門家のケイティ・ニコール氏はこのほど英雑誌「クローサー」の取材に応じ、メーガン妃に父親との和解を進言した。
ニコール氏はまず、「父親はこれまで公に何度も謝罪し、和解を呼びかけています。一方でメーガン(妃)はまったく許すつもりがない。2人の孫にも会えず、気が気でないに違いありません」と述べ、トーマスさんの心情を推察した。
一方で妃が父親との和解に応じない状況については、「メーガンに寛容さがないイメージが強まります」とリスクを指摘。慈善家として活動する妃が、母親以外の家族と良好な関係を保てていないことは、自身のイメージにとって「マイナス」との見解を示した。
また、トーマスさんは心臓病を患っており、健康状態に問題があるとされている。それが原因でヘンリー王子夫妻の結婚式にも出席できなかったトーマスさんが、このままでは孫にも会えずにこの世を去る可能性もある。そうなれば、ただでさえ人気凋落が指摘される妃への反感がさらに増幅することも考えられる。
普段は人権尊重などを世界に訴えているだけに、実の父親が孫との対面を果たせないまま最期を迎えるようなことがあれば、慈善家としてのあり方そのものに疑問の目が向けられてしまうかもしれない。これまでもさまざまなダブルスタンダードが批判の対象となってきたが、父親の件をめぐる二面性が最大の問題とも考えられるだろう。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)