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メーガン妃 “新ニックネーム”に賛否両論 「この呼び方大好き」「必ずしも敬称ではない」
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米ニューヨークを訪問し、久々に夫妻で公の場に現れたヘンリー王子とメーガン妃。最初に足を運んだ場所は、米同時多発テロで被害を受けた世界貿易センタービルの跡地で、2014年に開業したビル「ワン・ワールド・トレード・センター」だった。その際に現地記者が妃に呼びかけた“名前”が話題になっている。
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「私の他に誰が『マダム公爵夫人』を気に入った?」とSNSで反響
メーガン妃の“ニックネーム”はこれまでも何度か報じられてきた。有名なものでは、チャールズ皇太子から授けられたという「タングステン」。これは非常に硬く重い金属で妃の強さに敬意を払ったものだと言われている。また、「Duchess Difficult(気難しい公爵夫人)」や「Hurricane Meghan(ハリケーン・メーガン)」など、不名誉なものもあった。
英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が掲載した記事によると、ニューヨーク訪問中に新たなニックネームが生まれたようだ。
それは、ワン・ワールド・トレード・センターの展望台で写真を撮影した際のこと。ジャーナリストの1人が「ニューヨークをいかにお楽しみですか?」と尋ね、妃を「Madame Duchess(マダム公爵夫人)」と呼んだという。
この質問に妃は「ここに帰ってくることができて本当に素晴らしいと思います。ありがとうございます」と答えた。このやりとりにより、ツイッター上には「私の他に誰が『マダム公爵夫人』を気に入った?」「彼女をそう呼んだ写真家は好きではないけれど、この呼び方大好き」といった投稿があふれた。
マダムは一般的に、地位の高い既婚女性に対する敬称。妃のファンは、敬意のこもった新たなニックネームを気に入ったようだ。
同紙のコメント欄にも「彼女はまさに『マダム』だ!!!!!!」と賛同する意見が。しかし一方で、「『マダム』は正解! 公爵夫人というタグは忘れて『マダム』というタグの方が彼女には似合っています!」「彼女は、何かにつけ王室を非難しようとする。公爵夫人の称号に値しないので、女王は彼らの称号を取り上げるべき」など、“公爵夫人”の称号に対する否定的な意見も見受けられた。
さらに「『マダム』という言葉は必ずしも敬称ではありません。記者は彼女の本当の性格を知っているのだと思います」というコメントも。ちなみに「マダム」には、仕切り屋で注文が厳しいタイプの女性を揶揄するニュアンスも少々含まれている。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)