どうぶつ
先住ねこが遊び方をレクチャー 天井から飼い主を見守るねこにドッキリ「忍者みたい」
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高い場所が大好きなねこ。突然上から視線を感じて驚いたことがある“ねこ飼いさん”も多いのではないでしょうか。天井に張り付いて飼い主さんを見守る茶白ねこがツイッター上で大きな話題になっています。飼い主のpoppy(@groovy03291013)さんに話を伺いました。
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京極夏彦作の「『いるの いないの』思い出した……」
poppyさんの愛猫「とら」くんは、先月1歳になったばかりのやんちゃ盛り。何事にも興味津々で活発な男の子です。お名前は高畑勲氏と宮崎駿氏の70年代製作アニメ『パンダコパンダ』に登場するねこ「トラちゃん」から。お迎えのきっかけは、ママ友からの紹介でした。
「とらは妊娠したノラちゃん(野良ねこ)を保護したご家族の元で生まれました。ご家族はとらをとても大事に育ててくださって、そのおかげもあってとらは安心して我が家に来てくれました」
幸運なことに、小さな頃からたっぷりの愛情を受けて育ったとらくん。poppyさん宅には12歳のロシアンブルー「ナンシー」くんという先住ねこがいましたが、甘え上手なとらくんはすぐに仲良くなったそうです。
そうしてナンシーくんから教わったとびきり楽しい遊び方は、天井に渡った梁の上を探検することでした。
「ねこ用の設計ではないので、はしごでロフトに上がり、キッチンのパネルや梁を利用して天井に行きます。今年の春頃からはしごに興味を持ち始め、ロフトに上がるようになりました。そして夏頃には梁まで到達しておりましたね。気が済んだらすぐ降りてきます」
安全な降り方もナンシーくんがしっかりと教えてくれたそう。今では高い場所で過ごすことがすっかりお気に入りになりました。
こうしてとらくんがよく天井に行くため、poppyさんは「天井から見るのやめて。」と一言を添えた写真をツイッターに投稿。12.4万件もの“いいね”を集める大反響を呼び、「忍者みたいですね!」「高見の見物が得意なねこ」「きゃっ!となった」など、たくさんのリプライ(返信)も寄せられています。
中でも多かったのは、「『いるの いないの』思い出した……」という感想でした。作家の京極夏彦さんとイラストレーター・画家の町田尚子さんがタッグを組んだ『いるの いないの』はかなり怖いと評判の“怪談絵本”。詳細はネタバレになるので避けますが、この写真から絵本のワンシーンを想像した人が多かったようです。飼い主さんをあまり驚かせるのは勘弁してあげてね、とらくん。
(Hint-Pot編集部)