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アンドリュー王子は「相変わらず尊大」 追悼番組での発言に専門家が辛辣意見 その理由とは

著者:森 昌利

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アンドリュー王子【写真:Getty Images】
アンドリュー王子【写真:Getty Images】

 現地時間9月22日に英公共放送BBCが放映し、大きな反響を生んだフィリップ殿下の追悼番組。当初は殿下の100歳誕生日を記念する番組として制作されたが、今年4月に99歳で死去したことを受け、急遽生前の殿下を偲ぶ内容になった。番組では王室メンバーの心温まるエピソードも数多く紹介され好評を博した一方、唯一不評だったのがアンドリュー王子の出演。王室専門家もこのほど辛辣な意見を寄せ、話題になっている。

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インタビューでは話がすぐさま自分のエピソードに

 BBCの殿下追悼番組にインタビュー出演したアンドリュー王子。英メディアは先日、番組で王子を観た視聴者からSNS上に“怒りの投稿”が多く寄せられていたことを伝えた。

 王子は8月に米国人女性のバージニア・ジュフリー(旧姓ロバーツ)さんから米国で民事訴訟を起こされたが、現在までの報道によると逃げるように身を隠すなどしているという。こうした態度が英国民の間で非難の的になっていることが“怒りの投稿”につながったと考えられる。

 英大衆紙「デイリー・ミラー」王室記者のラッセル・マイヤーズ氏も王子について、ポッドキャスト番組「ポッド・セーブ・ザ・クイーン」で手厳しい意見を披露。英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が同氏のコメントを伝えている。

 同氏はアンドリュー王子以外のインタビュー出演者について、ウイリアム王子はもちろんヘンリー王子も「心のこもったものだった」と感想を述べた。

 しかしアンドリュー王子の発言に話が及ぶと、「結局そのすべてが『私は王子である』という話になってしまい、相変わらず尊大な印象を受けました」と主張した。

 同氏はその例として、「私の子どもたちは祖父と素晴らしい関係を築いていました」と語り始めた王子が、その後すぐに自分のエピソードへと話を展開したことを挙げている。「私の初めての思い出は“キャッスル”で父に絵本を読んでもらったこと」と語り、自分がお城で過ごしたプリンスであることを暗に主張するかのようだった。

 こうした自己主張の強さと現在の“隠遁生活”が合わさって、英国民から総スカンを食らった形になっている王子。亡き父の思い出を語ってもネガティブにとらえられ、現在の苦境をさらに厳しいものにしているようだ。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)