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メーガン妃の渡英は「賢明ではない」 王室専門家が“二度と戻らない”と推測する理由とは
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夫ヘンリー王子とともに米ニューヨークを訪問し、久々に公の場へ姿を見せたメーガン妃。セントラルパークの観衆はそんな妃を熱狂的に迎え、現在も米国では確固たるサポートがあることを証明した。一方である王室専門家は、そんな妃が「英国には二度と戻らないかもしれない」と推測している。その理由とは。
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英国での人気凋落を受け“戻れない”と専門家
メーガン妃が英国にもう戻らないと推測したのは、王室作家のロバート・ジョブソン氏。長年王室取材を続けるジャーナリストとしても著名で、テレビコメンテーターとしても活躍する人物だ。英大衆紙「デイリー・ミラー」は、ポッドキャスト番組「Royally Us」に出演した同氏のコメントを紹介している。
番組で同氏は、妃が今後英国に戻る可能性について言及。長女リリベットちゃんの洗礼式や来年のプラチナ・ジュビリー(エリザベス女王在位70周年記念イベント)と理由はあるが「(渡英する)確信は持てません」と述べ、可能性は高くないとの見方を示した。
しかし、プラチナ・ジュビリーの際も渡英しない理由とは何なのか。同氏はこれについて、「彼女(メーガン妃)は英国で人気がありません」とズバリ。身勝手とも評される“王室引退”と暴露インタビューでの一方的な王室批判により英国民の中で不快感が広がり、人気凋落につながっている現状を改めて指摘した。
また、出版が予定されているヘンリー王子の回顧録でさらなる暴露などがあった場合、それが明らかになったあとに「彼女(メーガン妃)がエリザベス女王と並ぶ場面を想像すると、(メーガン妃が)かなり偽善的に見えてしまうと思います」と述べ、妃の渡英は「賢明ではない」との考えを示した。
ニューヨークで出演したチャリティライブでは拍手喝采を受けた妃。一方で女王に忠実な英国のロイヤルファンは、王室を貶めたと不評の妃がプラチナ・ジュビリーに現れた場合、どのようなリアクションを見せるのだろうか。
そこでまさかのブーイングが起これば、完全なる“不祥事”になってしまうだろう。せめて王室との和解が完全に成立するまでは、渡英をお預けにした方が良いのかもしれない。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)