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ヘンリー王子夫妻にまたも痛烈批判 NY訪問は「単なる豪華な観光」
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先日の米ニューヨーク訪問で、久しぶりに公の場に姿を見せファンを喜ばせたヘンリー王子とメーガン妃。米同時多発テロ跡地で州知事らと対面したのを皮切りに、最終日のチャリティライブまで精力的に活動した。そんな2人の訪問について「単なる豪華な観光」と断じた王室専門家に注目が集まっている。
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「ロイヤルだと勘違いをするようなミスを犯してはいけない」と専門家
ヘンリー王子夫妻を痛烈批判したのは、王室専門家のチャールズ・レイ氏。英ウェブサイト「エンターテインメント・デイリー」の取材に応じた同氏は、夫妻のニューヨーク訪問に対する感想を語った。
まずレイ氏は、夫妻のニューヨーク訪問を「単なる豪華な観光」とバッサリ。英王室のツアーであれば沿道に歓迎する市民があふれるが、王室を“引退”した2人の活動には「銃で武装したニューヨーク警察の警官が取り巻いていただけ」だったことを指摘した。そして今回の訪問は“ロイヤルツアーとは似て非なるもの”との見方を示している。
また、“王室引退”の理由の一つに”静かな私生活”を挙げた夫妻が公の場に登場したことは、「自分たちで自らのプライバシーを侵害している」と痛烈に批判。最後には「彼ら(ヘンリー王子とメーガン妃)が今もロイヤルだと勘違いするようなミスを誰も犯してはいけません。彼らは王室を“引退”したのです。そして復帰もあり得ません」と述べた。
確かに、先のイベントでヘンリー王子は壇上から「ニューヨーク・シティ!」「サンキュー!」などと観客に呼びかけロックスターのようなMCぶりを見せた。しかし、これはロイヤルにとってあり得ない行為だ。あのパフォーマンスを見る限り、やはり王子夫妻は王室から遠く離れた存在となっているのかもしれない。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)