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キャサリン妃 約1万4000円のドレスを着回し 訪問先で注目奪わない配慮に称賛の声
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キャサリン妃は現地時間5日、ロンドン大学を構成するカレッジの1つ「ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン」を訪問。縦断研究センターが実施する新しい研究「2020年代の子どもたち」について話を聞いた。この訪問で妃は「ザラ」のグレンチェック柄ドレスを着回し。グレー系でまとめた秋らしいシックなスタイルとともに、訪問先で注目を一身に集めない配慮にも称賛が寄せられている。
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最終的には約2500円まで値下げされたドレスを着回し
キャサリン妃が学者から説明を受けた研究「2020年代の子どもたち」は、2021年に生まれた子どもたちの発達を生後9か月から5歳まで追跡するという内容。居住環境やコミュニティ、家族の社会的・経済的状況などが与える影響を調査し、将来的な自己肯定感などを支える、または阻害する要素を洞察する試みだという。
幼児教育に多大な関心を抱いている妃は、この研究に対する支援を表明。訪問前には「研究に携わるすべての人々と早い段階で会えることをうれしく思います」とのコメントを発表した。
そして現地時間5日朝、研究センターを訪問した妃はグレー系のグレンチェック柄ドレスとグレーのハイヒールを合わせたシックなコーディネートで登場。英雑誌「ハロー」が掲載した記事によるとドレスは「ザラ」のアイテムで、今回は着回しだという。
英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、2020年1月にイングランド北部のブラッドフォードを訪問した際に着用したアイテムのようだ。価格は89.99ポンド(約1万4000円)で、最終的には15.99ポンド(約2500円)まで値下げされたという。この時は「アレキサンダー・マックイーン」のグリーン系コートと合わせたコーデが話題を呼んだ。
また同紙は、今回の着回しについてファンの好意的な反応を紹介。国民にとって価値のある研究だけに、妃の控えめなスタイルは「彼ら(大学)の活動にスポットライトを当てる」ために役立ったとする絶賛や、コモンウェルス大学協会のパトロン就任を期待する声もあったと伝えた。
コモンウェルス大学協会のパトロンはエリザベス女王が1986年から務めた後、2019年からはメーガン妃に。しかし“王室引退”により2021年2月で終了したため、現在は再び女王が務めている。
(Hint-Pot編集部)