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エリザベス女王 母から受け継いだブローチを胸に 久々のリラックスした表情が話題
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スコットランドのバルモラル城で夏期休暇を過ごしたエリザベス女王が、英ロンドン郊外にあるウィンザー城へ戻った。女王は早速、結成から150年を迎えるカナダ王立連隊の隊員たちと対面。カナダの象徴でもあるメープルリーフをかたどったブローチを身に着け、警備を担当する兵士に敬意を表した。役員や隊員たちと談笑するなど、女王の笑顔が大きな話題を集めている。
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カナダ王立連隊メンバーとウィンザー城で対面
150周年を記念して、10月4日から22日までの間、衛兵として滞在中のカナダ王立連隊。英国の女王であると同時に、カナダの国家元首でもあるエリザベス女王は現地時間6日、カナダ軍兵士たちと対面した。その時の様子について、英大衆紙「デイリー・メール」が報じている。
エリザベス女王はネイビーのコットンカーディガンに白のシャツ、グレーのスカート、定番のブラックローファーというコーディネートで登場。その左胸にはカナダのシンボル、メープルリーフをあしらったブローチが光っていた。このブローチは2002年に死去した母エリザベス王妃(クイーン・マザー)から受け継いだ思い出の品だ。
カナダの君主でもある女王は、これまで同国を22回公式訪問。今回の対面では非常にリラックスした様子で隊員たちと談笑していた。4日前に出席したスコットランド議会の開会式では、今年4月に死去したフィリップ殿下との思い出を語り引き締まった表情を見せただけに、この日の笑顔はひときわ注目されたようだ。
(Hint-Pot編集部)