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メーガン妃 著作を読み聞かせるPR作戦失敗 「売り上げまったく上がらず」と英紙

著者:森 昌利

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ニューヨークを訪問したヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】
ニューヨークを訪問したヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】

 9月末の米ニューヨーク訪問が大きな話題になったヘンリー王子夫妻。2日目にはハーレム地区の小学校を訪問し、メーガン妃自ら読み聞かせを行うなど勢力的に活動する姿は世界で報じられた。かなりの宣伝効果が期待されるところだが、この訪問で朗読した妃の初著作本「ザ・ベンチ」の売り上げがまったく伸びていないという。

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2日目にハーレム地区を訪問 高級コートでの登場に批判の声も

 チャリティライブ「グローバル・シチズン・ライブ」に出演するため、揃ってニューヨークを訪問した王子夫妻。2日前に現地入りし、米同時多発テロ跡地や国連本部、アフリカ系米国人が多く居住するマンハッタン北部のハーレム地区の小学校を訪問した。

 その際にメーガン妃は、児童たちに向けて7月に出版した初著作「ザ・ベンチ」の読み聞かせを行った。日本の小学校2年生にあたる児童たちの前で朗読する姿は大々的に報じられたが、この大PRにもかかわらず同書の売り上げはまったく伸びなかったという。

 英大衆紙「デイリー・エクスプレス」は「『世界的なPR作戦』にもかかわらず『高価』な絵本の売上は上がらず」と皮肉たっぷりの見出しで報じた。その記事によると、ロイヤルコメンテーターのニール・ショーン氏が「まったく売り上げが伸びていない」と証言している。

 同氏はまず、同書の絵本としての価値について、「英国ではこの手の本として高価すぎる(13ポンド=約2028円)。それに児童向け小説かどうか知りませんが、私にとっては内容も未だに何が言いたいのかよく分かりません」と厳しい意見。

 さらに「世界中の報道陣が集まって誰もが本のタイトルを口にし、ニュース番組やSNS、新聞、雑誌などでも紹介されたことを考えれば、売り上げの急上昇が期待できるでしょう。しかし、メーガン(妃)にとっては残念なことにそうはなりませんでした。さまざまなサイトで値下げされているにもかかわらず、売り上げはまったく伸びていません」と続けて、厳しいオチまでつけた。ただしもちろん、妃自身にPRの意図があったのか不明だ。

 また、訪問した小学校では9割超の生徒が貧困に苦しんでいるとされているが、妃は4200ポンド(約65万5200円)ともいわれる伊高級ブランド「ロロ・ピアーナ」のカシミアコートをセレクト。ロイヤルのような露出にもかかわらずここでもダブルスタンダードが露呈し、賛否両論の的となっているとショーン氏は指摘した。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)