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ヘンリー王子夫妻のファンがウイリアム王子夫妻を批判? COP26出席めぐり 英紙報道
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10月末に英グラスゴーで開幕する第26回気候変動枠組条約締約国会議(COP26)。関連イベントに出席する王族には、ウイリアム王子とキャサリン妃夫妻も含まれている。ところが、これに対する不満をあらわにしたSNS投稿が出現。英大衆紙が「ヘンリー王子夫妻のファンによるもの」と推測して話題になっている。
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「なぜそんなに大勢のロイヤルが必要なのか?」と批判の声
来たる10月31日から11月12日までスコットランドのグラスゴーで開催される第26回気候変動枠組条約締約国会議(COP26)。バッキンガム宮殿の発表によると、関連イベントに出席する王室メンバーにウイリアム王子とキャサリン妃夫妻が加わった。
10月17日には英ロンドンでウイリアム王子が主催する「アースショット賞」の授賞式も予定され、まさに世界の環境問題の第一人者となる活躍を見せている。ところが、ウイリアム王子夫妻がCOP26に出席するという発表をヘンリー王子夫妻の“擁護派”ジャーナリスト、オミッド・スコビー氏がツイッターで共有すると、不満をあらわにしたコメントも現れ、話題になっている。
英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が掲載した記事によると、COP26の関連イベントにはエリザベス女王とチャールズ皇太子夫妻の出席が決まっていた。そこにウイリアム王子夫妻も加わったことで、一部のロイヤルファンは否定的なコメントを投稿したそうだ。
去る6月にもウイリアム王子夫妻がG7サミットの関連イベントに出席していたことに触れ、「大して貢献をしなかったのだから、このロイヤルたちはCOP26に出席するべきではない」との投稿があったという。そして今回も「どうして子どもを親の仕事場に連れていく?」「なぜそんなに大勢のロイヤルが必要なのか?」といった書き込みが現れているそうだ。
「ヘンリー王子夫妻のニューヨーク訪問成功が、ウイリアム王子夫妻にプレッシャーをかけた」と主張する投稿もあったことやスコビー氏のツイッター投稿に反応していたことから、「エクスプレス」紙は一部投稿が「ヘンリー王子夫妻ファンによるもの」と推測している。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)