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キャサリン妃は「本当にクール」 『007』悪役俳優が“プライベート会話”の内容明かす
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先月末に開かれた007新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のワールドプレミアにゴールドのドレスで登場し、その艶やかな姿が「まるでボンドガール」と評判だったキャサリン妃。ウイリアム王子との結婚生活も10年を超えて、ますます美貌に磨きがかかっているが、『007』悪役俳優が明らかにした2年前の会話が話題になっている。
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「本当にお疲れでしょう」と妃に声をかけたマレック
007新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』公開は、コロナ禍に苦しんだ英国と世界にとって久々の華やかなニュース。9月末に英国で開催されたワールドプレミアも、映画界を活気付かせるイベントとして大きな注目を集めた。中でも、英ブランド「ジェニー・パッカム」のコラボドレスで登場したキャサリン妃は、その美しさと存在感が群を抜いていたといえる。
複数メディアの報道によると、同作で悪役サフィンを演じた米俳優のラミ・マレックが米トーク番組「ジミー・キンメル・ライブ」に出演。今回のプレミアでも妃と挨拶を交わしたマレックは、番組で2019年2月の会話も明かした。それはマレックが『ボヘミアン・ラプソディ』でクイーンのボーカリスト、フレディ・マーキュリーを演じ、最優秀主演男優賞を勝ち取った英国アカデミー賞(BAFTA)授賞式でのことだったという。
この時、マレックは「本当にお疲れでしょう」と妃に声をかけた。すると妃は「どうしてですか?」と尋ね返したという。そこでマレックは「だって赤ちゃんが生まれたばかりでしょう」と続けた。確かに妃は第3子のルイ王子を2018年4月23日に出産していたが、どうやらこの時は生後10か月の赤ちゃんの世話で疲れているというプライベートな話題を避けたかったようだ。
マレックがルイ王子の世話で大変ではないかと心配していると知った妃は、一瞬不意を突かれたようだったという。そこで「あなたはお元気ですか?」と問い返したが、マレックは「(むしろ)あなたこそお元気ですか?」と返したという。すると妃は「堂々とした優雅な視線」でマレックを見たそうだ。
これを受けて番組ホストのジミー・キンメルは、ロイヤルは発言すべてに注意するようプレッシャーを感じていると発言。マレックは「彼らはとても注意深いけれど、本当にクールだった。彼女(キャサリン妃)は一瞬不意を突かれてから、最もエレガントでプロフェッショナルなロイヤルのスタイルで『ええ、誰にとっても赤ちゃんの世話は大変』といった顔をしたんだ」と語り、妃の対応に感服した様子だった。
また、妃には「休日が必要ならいつか僕が休みを取る」と提案も。意図を問われ「ベビーシッターをすることができます。あなたたちは外出して楽しい時間を過ごしてください」と冗談めかして勧めたそうだ。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)