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ヘンリー王子夫妻 暴露インタビューは“一方的” 王室との不和は「未解決」と専門家

著者:森 昌利

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ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】
ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】

 王室専門家としては英国で権威的存在のリチャード・フィッツウィリアムズ氏。王室コメンテーターとしても数多くの番組に出演し、その的確なコメントには定評がある。そんな同氏がこのほど、英紙の取材でヘンリー王子夫妻の7か月前の暴露インタビューに言及。その後の王室と夫妻の関係について語った。

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指摘や苦情には「直接立ち向かわなかった」と専門家

 このほど英大衆紙「デイリー・スター」の取材に応じたフィッツウィリアムズ氏。3月に放送された暴露インタビューを「破壊的」と表現すると、「(インタビューで生じた王室と夫妻の)不和はこれまで私たちの知るところでは、まったく解決されていません」と主張した。

 そして同氏は、暴露インタビューにおけるヘンリー王子夫妻の狙いを「自分たちを被害者としてアピールすること」と指摘。その一方でインタビュー放送後、2人の発言に対する矛盾点の指摘や情報通信庁(Ofcom)に殺到した苦情には「(ヘンリー王子夫妻が)直接立ち向かわなかった」と述べ、王子夫妻の暴露や王室批判が“一方的”との見方を示した。

 とすれば、「人種差別主義者」や「メンタルヘルスに無理解」と加害者扱いされた王室側としては憤まんやる方ない気持ちになっても仕方ないだろう。インタビュー放送直後には、一時的とはいえ夫妻に視聴者から同情が寄せられたことも王室との亀裂を深めた要因と言えるかもしれない。

 そんな状況でフィッツウィリアムズ氏はヘンリー王子の回顧録に関し、「何が起こっても不思議ではないかもしれません」と予測。何をするか予想ができない感情的な次男王子の新たな暴露と主張が、王室との関係を後戻りできないものにする可能性があると示唆した。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)