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ヘンリー王子夫妻は「活動の場を広げすぎ」 積極的な事業展開に専門家から苦言

著者:森 昌利

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ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】
ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】

“王室引退”後のヘンリー王子夫妻といえば、世界的企業との巨額契約に始まり出版やイベント出演などマルチに活動。人権や環境保全を訴えると同時に経済的自立も見事に実現させた印象だ。そこに来て今度は米ニューヨークに拠点を置く投資系フィンテック企業の「インパクト・パートナー」にも就任し、事業の幅を広げている。しかし、そんな2人に「活動の場を広げすぎではないか」と苦言を呈する人物が現れ、話題になっている。

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事業多角化で「ブランド価値がなくなる」と専門家は警鐘

 次々と新プロジェクトを発表し続ける王子夫妻に苦言を呈したのは、ジョー・エルヴィン氏。英大衆紙「デイリー・メール」のウェブメディア「メール・プラス」が公開している動画コンテンツ「パレス・コンフィデンシャル」で司会を務める人物だ。英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が番組における同氏の発言を紹介している。

 番組ではまず、英大衆紙「デイリー・メール」王室番編集者のリチャード・エデン氏が積極的に経済活動を続けるヘンリー王子夫妻について「(経済的な自立は)成功しているようだ」と印象を語った。これに対しエルヴィン氏は「けれどもこれだけ手を広げてしまうと、すぐに2人の価値を使い切ってしまうのではないか」と発言。王子夫妻の事業多角化に異議を唱えた。

 すると「メール」紙のコラムニスト、サラ・ヴァイン氏も2人の活動を「有名人が香水に名義貸しするのと同じです」と指摘。王子夫妻が自分たちの知名度を特定の企業に「貸し出しているだけ」と断言した。

 エルヴィン氏はヴァイン氏の発言を受け、「だからこそ“顔”となる企業を限定すべき」と主張。「このままエンドレスに何でも自分のブランドに加えることはできない。そんなことをすればブランド自体の価値がなくなってしまう」と持論を展開し、やや取り留めがなくなっている印象もある2人の活動に警鐘を鳴らしていた。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)