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ヘンリー王子夫妻のNY訪問は「ワーキング・ホリデー」と王室専門家 渡英は困難との見方も
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先月末、大きな注目を集めたヘンリー王子とメーガン妃の米ニューヨーク訪問。その後、豪華衣装や撮影班の帯同などさまざまなトピックスが報じられてきた。そこで王室ジャーナリストが先日、2人の活動に改めて言及。独特の表現や厳しい指摘が話題になっている。
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専門家はNY訪問中に夫妻が対面した政治家に注目
ヘンリー王子夫妻のニューヨーク訪問について言及したのは、王室ジャーナリストのジョナサン・サチェルドーティ氏。同氏は英大衆紙「デイリー・エクスプレス」に対し、大きな注目を集めた2人の活動について語った。
まずは、今回のニューヨーク訪問で王子夫妻が対面した政治家に注目。初日にワン・ワールド展望台で2人を出迎えたニューヨーク州知事と市長が「格落ちの役人」だったとし、王室時代であれば各国元首クラスと対面を果たせていたと示唆した。
また「街中の観衆も興味を持っていなかった」と述べ、沿道が歓迎する人たちで埋め尽くされる正式なロイヤルツアーとは明らかな違いがあったとみている。同紙はそんなニューヨーク訪問を「偽ロイヤルツアー、もしくはワーキング・ホリデー」と表現し、2人の現在地をシビアに指摘した。
さらに同氏は、王子夫妻の将来的な渡英についても触れた。結婚後、特に“王室引退”してからの2人の変化に対し、ファンの気持ちは当初の盛り上がりから「変わってしまった」と指摘。英国民から歓迎されない今、渡英は「極めて難しい」との見方を示している。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)