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ウイリアム王子夫妻 夫婦愛を感じさせる写真に専門家が見解「オープンになる必要を認識」
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先日に公式SNSで「アースショット賞」授賞式のバックステージ写真3枚を公開したウイリアム王子とキャサリン妃。そのうちの2枚で見られた夫婦愛を感じさせる瞬間は、特に大きな話題を呼んだ。こうしたファンに親しみやすさを与える振る舞いについて、専門家は王室のイメージをアップデートするカギになるとみているという。
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ウイリアム王子夫妻の振る舞いは「より親しみやすい雰囲気にシフト」と専門家
弟夫婦のヘンリー王子とメーガン妃に比べ、公の場での“愛情表現”が少ないとされてきたウイリアム王子夫妻。王子夫妻の公式SNSで現地時間20日に公開された「アースショット賞」授賞式の舞台裏写真では、そうしたこともあって夫婦愛を感じさせる2枚に注目が集まった。
2枚の写真が多くの称賛を集めた一方、一部のファンが「ヘンリー王子夫妻にインスパイアされた」と指摘していたとする報道も。ただ、王室専門家は今回の写真にみられた夫婦愛こそ王室のイメージ戦略における重要な要素だとみている。
英雑誌「OK!」は先日、ウイリアム王子夫妻が公開した写真に対する王室専門家レベッカ・ラッセル氏とボディランゲージ専門家ダレン・スタントン氏の見解を紹介した。
スタントン氏は今回の写真における夫妻の振る舞いついて、「『生身の人間』らしさがあり、より親しみやすい雰囲気へとシフトしている」と指摘。ラッセル氏もスタントン氏の意見に賛同した上で、「夫妻が公の場で新たに親密さを見せていることは、彼らの子どもたちが少し大きくなり、40代が近づいていることと大きく関係していると思います」と自身の考えを述べた。
さらに、ヘンリー王子夫妻が不在となりウイリアム王子夫妻の重要性が増す中、スタントン氏は「今の時代、もっとオープンになって国民と良い関係を築き上げなければならないということを彼ら(ウイリアム王子夫妻)は認識しています」と述べ、「だからこそ、(ウイリアム王子夫妻は)生身の人間としての部分をさらけ出すことに恐れを抱いていません」と続けた。
また、ラッセル氏も「現代の王族として将来に向けて多くの公務に取り組む中、彼ら(ウイリアム王子夫妻)のイメージを使ってできるだけ多く注目を集めることが重要なのです」と述べ、今回の写真で見せた振る舞いの変化が今後の王室におけるイメージ作りに重要との考えを示した。
(Hint-Pot編集部)