英雑誌「タトラー」はこのほど、恒例となっている「英国で結婚したい人」200人のリスト「2021年リトル・ブラック・ブック」を発表した。芸能人やスポーツ選手、社交家などあらゆる分野から選出しており、トップ10には英国王室と縁が深い人物もランクイン。その顔ぶれを見てみよう。

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2位には総資産1兆5000億円超えの若き英国貴族がランクイン

　栄えある1位に輝いたのは、テニスの4大大会「全米オープン」女子シングルスで英国女性としては44年ぶりのグランドスラム制覇を果たした18歳のエマ・ラドゥカヌ選手。これに続いたのは第7代ウェストミンスター公爵、30歳のヒュー・グローヴナー氏だ。
　
　グローヴナー氏は名付け親の1人がチャールズ皇太子。また、ウイリアム王子夫妻の長男ジョージ王子が誕生した際には、名付け親の1人に指名された。2016年に父ジェラルド・グローヴナー氏が死去し、巨額の資産を相続。現在の総資産は約100億ポンド（約1兆5752億5000万円）を超えているといわれる。慈善活動にも熱心で、2020年4月には政府の新型コロナウイルス対策支援として1000万ポンド（約15億7000万円）を寄付した。

　5位にはエドワード王子とソフィー妃の長女ルイーズ・ウィンザーさんがランクイン。王室の中で両親が存在感を増すにつれ、世間の注目を集めるようになった。王位継承順位は16位。18歳の誕生日を迎える11月8日に「プリンセス」の称号を名乗るかどうかが注目されている。

　7位に入ったのはダイアナ元妃の姪、29歳のイライザ・スペンサーさん。両親は元妃の弟チャールズ・スペンサー氏と最初の妻ヴィクトリア・エイトキンさんだ。姉でモデルのキティ・スペンサーは今年7月に実業家のマイケル・ルイス氏と豪華結婚式を挙げて話題になった。また双子の妹・アメリアも2020年7月に婚約を発表している。

　10位のパドマナーバ・シン氏はチャールズ皇太子が名付け親の1人。インドのマハラジャ出身でポジションは“王子”にあたるが、同国では君主制が廃止になったため正式な肩書きとしては認められていない。モデルとして「ドルチェ＆ガッバーナ」のショーに出演するなど脚光を浴びる一方で、ポロのワールドカップ史上最年少メンバーにも選出された。総資産は5億ポンド（約785億円）といわれている。

（Hint-Pot編集部）