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ヘンリー王子夫妻は「国内外のツアーを積極的に行う」 次の動きを有名王室作家が予想

著者:森 昌利

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ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】
ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】

 9月に米ニューヨークを訪問したヘンリー王子夫妻。久しぶりに公の場で世界の注目を集め、その存在感を改めて示した。特に6万人の聴衆を集めたチャリティライブ「グローバル・シチズン・ライブ」で、ワクチンの世界的な平等配布を訴える姿は大きな話題に。そんな王子夫妻の今後の活動について、王室作家のアンドリュー・モートン氏が予想。“ある前例”と比較し、ニューヨーク訪問は今後行われる世界ツアーの始まりであると予告して反響を呼んでいる。

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ウィンザー公爵夫妻が世界ツアーを行った例と比較

 ヘンリー王子夫妻の“王室引退”と並べて語られることが多いのが、“王冠をかけた恋”とも呼ばれるウィンザー公爵(元エドワード8世)とウォリス・シンプソン夫人の結婚だ。出会った当時のウォリス夫人は既婚者。イングランド国教会で離婚は許されない行為だったため、夫人が離婚後に次期国王と結婚することは言語道断だった。

 やがてエドワード8世として即位するが最終的には夫人を選び、1936年に退位し出国。ウィンザー公爵となってからは自由な帰国が許されないなど、英王室とは不和に近い関係が続いた。それでも欧米の社交界ではハイクラスのセレブとして、優雅な生活やメディアへの露出、各国要人との交流は継続していた。

 英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が掲載した記事によると、10月14日にメーガン妃の非公式伝記「Meghan:A Hollywood Princess」を出版した伝記作家アンドリュー・モートン氏は、ヘンリー王子夫妻をウィンザー公爵とウォリス夫人の“再来”と位置付け。また、ウィンザー公爵とヘンリー王子の2人は「最も近しい比較」と語り、公爵が退位後も夫妻で世界ツアーを続けた例に倣い、王子夫妻も“世界をめぐる”と話した。

「ナチス時代のドイツなど物議を醸したツアーも度々ありましたが、(1940年の)米国ツアーは大成功でした。ボルチモア、ニューヨーク、ワシントンをめぐり、英国王と王妃(その1年前に訪問していたジョージ6世とエリザベス王妃)の訪問より多くの米国民を沿道に集めました」

 そうした前例やヘンリー王子夫妻のニューヨーク訪問成功を受け、同氏は当時の公爵と同様に、王子夫妻の海外における人気も大きいと解説。そして、公爵夫妻と同じように「2人は今後、国内外のツアーを積極的に行うだろう」と海外ツアーの実現性にも言及した。

 さらに同氏は、「彼らはホットなカップルであり、今後もしばらくはそうあり続けるでしょう」とコメント。王子夫妻の今後はしばらく安泰であると予想した。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)