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エリザベス女王とチャールズ皇太子 私信や幼少期の写真が競売に 1200万円超で落札か
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SNSで写真や動画を投稿して、積極的にファンを楽しませている英王室。秘蔵フォトが公開されると大きな話題を呼ぶが、12月には何と若き日のチャールズ皇太子を収めた一枚など未公開写真を含むアルバムがオークションにかけられることになった。無邪気にはしゃぐ皇太子の姿も見られる貴重なショットの数々。エリザベス女王直筆の手紙も含まれているとあって、注目を集めている。
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エリザベス女王が父の死に対する思いを綴った手紙も
今回オークションにかけられるアルバムの写真を撮影したのは、元近衛歩兵連隊グレナディアガーズで1950年代にチャールズ皇太子の家庭教師も務めていたミカエル・フェアブラザー氏。第二次世界大戦中にウィンザー城に赴任し、エリザベス女王とは40年来の付き合いがあった。1987年に67歳で亡くなるまで写真を保管していたという。
英大衆紙「デイリー・メール」はアルバムに収められている写真の一部を紹介。皇太子がウィンザー城の欄干から顔を出しているショットや、大きくジャンプする一枚、さらに郊外での散歩の際に撮られた写真には、フェアブラザー氏が見守っていたロイヤルファミリーの幸せな日々がうかがえる。
また、このアルバムには女王と皇太子から送られた私信も数多く収められている。フィリップ殿下の叔父ルイス・マウントバッテン氏(マウントバッテン卿)がIRA暫定派の仕掛けた爆弾で死去した後に女王から届いたものもあり、事件についての率直な気持ちが綴られているという。さらに、息子の教育や女王の父ジョージ6世が亡くなった時の思いを記したものも含まれているそうだ。
このアルバムは12月7日、英イーストサセックス州ルイスのオークションハウス「Gorringe’s」で競売にかけられる予定。予想落札価格は5万ポンド(約765万円)から最大で8万ポンド(約1224万円)までと予測されている。
(Hint-Pot編集部)