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アン王女 絶妙スカーフ使いで洗練のブラウンコーデ 「まばゆい光を放った」と英誌
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エリザベス女王の長女アン王女は、1976年のモントリオール五輪に馬術選手として出場。現在務める役職には障害者乗馬協会(RDA)の会長なども含まれている。そんな王女は現地時間5日、新たな乗馬学校「プリンセス・ロイヤル・コーチング・アカデミー」の創設イベントに参加。その際のコーディネートとこだわりのアイテムに大きな注目が集まったようだ。
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ブラウンで統一されたコーデの中で目を引いた「小麦」のスカーフ
乗馬や馬術との関わりが深いアン王女は1971年からRDAを支援し、1985年には同団体の会長に就任している。RDAは乗馬や馬車の操縦などの活動を通じて障害を持つ人たちに対するセラピーやフィットネス、さらにスキルアップも支援。その活動の幅をさらに広げるために設立された英中部ウォリックシャーの新たなアカデミーの名前には、王女の50年にわたる貢献を記念して「プリンセス・ロイヤル」の称号が冠された。
英雑誌「ハロー」は今回のイベントの様子を紹介。ゴージャスなブラウンのコートに身を包んだ王女は、手袋とツイードのスカート、ブーツをブラウンで統一し、エレガントな雰囲気を醸し出した。その中でも目を引いたのがスカーフだった。
長めのスカーフには何パターンかのパッチワークが施され、それらにはすべて小麦が描かれていた。大胆なデザインでありながら、ブラウンのワントーンコーデを邪魔しないアイテム。そんな配慮に同誌は「王女はまばゆい光を放った」との見出しを付け、「目を見張る選択をした」と称賛した。
ボランティアやシェトランドポニーと触れ合った王女は「初期の理解と模範があったからこそ今の組織があります」とスピーチ。「その足跡をたどり、私たちが学んだことは多いです。『コーチング・アカデミー』ではその経験をさらに発展させてほしい」と締めて、障害者支援の拡大に期待を寄せていた。
(Hint-Pot編集部)