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性格の「外向型」と「内向型」 チェックリストで見極める 入り混じった「両向型」の人も
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人の性格を表す言葉に「外向型」「内向型」という言葉があります。「外向型=社交的」「内向型=人見知り」と大きく分けて考えがちですが、その詳細に関してはなかなか説明が難しいかもしれません。上級心理カウンセラーやポジティブ心理学実践インストラクター、キャリアカウンセラー、メンタル心理カウンセラー、行動心理士と多数の資格を持つコラムニストの永瀬なみさんによると、実際の定義は世間の認識とやや異なっているようです。自分のタイプを判断できるチェックリストと併せて解説していただきました。
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外向型とは? 内向型とは? それぞれの定義と特徴
「外向型」「内向型」という言葉を耳にする機会がありますよね。しかし言葉を聞いたことはあっても、それぞれの定義までを説明できるかといえば微妙なところ。一般的には「外向型=社交的」「内向型=人見知り」と思われる方が多いと思いますが、実際の定義は少し異なります。
以下は、両者の定義を簡単にまとめたものです。
【外向型:心が“自分の外側”に向いている人】
外側とは、周囲の環境や情報、他人(家族や友人を含む)などのこと。こういった“自分の外側”にあるものからエネルギーをもらうことで自己を保とうとする人を、外向型と呼びます。
【内向型:心が“自分の内側”に向いている人】
内向型が興味・関心を抱くのは、“自分の内側(思考や感情)”。疲れた時に自分のエネルギーを内側に保とうとする人を、内向型と呼びます。
では、それぞれの型には一体どんな特徴があるのでしょうか。ざっくりとではありますが、2つの型についてもう少し具体的に特徴を紹介します。
【外向型の大きな特徴】
・家にいるよりも外へ出て刺激を受けた方がリフレッシュできる
外向型の人も「家にこもってゆっくりしたい」と思うことはありますが、基本的にはアクティブに動きたがります。
・積極的に人と関わる
外向型の人は、1人で静かに過ごすよりもみんなでワイワイにぎやかに過ごす時間を好みます。
【内向型の大きな特徴】
・1人で過ごす時間を好む
内向型の人も「刺激を受けたい」と外の世界へ繰り出すことはありますが、基本的には過ごし慣れた環境を好みます。
・何でも深く考える
内向型の人は、思い付きで行動するよりも納得できるまで考えてから行動する方が落ち着きます。