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性格の「外向型」と「内向型」 チェックリストで見極める 入り混じった「両向型」の人も

公開日:  /  更新日:

著者:永瀬 なみ

あなたはどちら? 外向型と内向型を見極めるチェックリスト

 それでは、ご自身がどちらの型に近いのかをチェックリストで確認してみましょう。それぞれのリストで当てはまる項目を数えてみてください。

【外向型チェックリスト】
・せっかくの休みなのに家でじっとしているなんて耐えられない
・少人数で過ごすより大人数で過ごす方が楽しい
・熱しやすく冷めやすい。いろんなことを楽しみたい
・考えるよりも、まず行動! 考えている時間がもったいない
・人から注目されることが好き。「みんな私を見て!」って感じ
・雑談が好き。意味のない会話だって大事なコミュニケーションの一環
・常に自由や冒険を求めている。退屈な毎日はいらない
・グループで仕事を進めるのが好き。人の意見も取り入れたい
・メールより電話の方が手っ取り早くていいと思う
・1人でいると孤独を感じやすい。寂しがり屋
・暇な時間があると損をしているように感じて予定を入れたくなる

【内向型チェックリスト】
・せっかくの休みなのに人と会って疲れるなんて耐えられない
・大人数で過ごすより少人数で過ごす方が好き
・長時間ずっと同じことに集中していても苦にならない
・何事も、行動するよりまず検討。「考えすぎ」とよく言われる
・人から評価されるより自分で立てた目標を達成する方がずっと快感
・雑談は苦手。でも深い話は大好き
・物事に対して「なぜ?」とよく思う。哲学的・啓発的な思考や作品が好き
・1人で進める仕事が好き。完成するまでは誰にも見せたくない
・電話で話すよりメールで伝える方が得意だし、気が楽
・1人で過ごす時間がないと疲れる。ぼーっとする時間が欲しい
・スケジュールが埋まってくると焦る。何もしない日を作りたい

多く当てはまった方に傾いている可能性大! 中には「両向型」も

 リストの項目で当てはまった数を比べて、外向型の方が多かった人は外向型に、内向型の方が多かった人は内向型に性質が傾いていると考えられます。

 ただ注意が必要なのは、人の性質を外向型と内向型にはっきり分けるのは難しいということ。どんな人でも、少なからず両方の性質が混ざり合っているものです。

 そのため、どちらの型かを見極める時は「私は外向型(もしくは内向型)」と決めつけるのではなく「どちらかというと外向型(内向型)」といったとらえ方をするのがおすすめ。たとえば「6:4くらいの割合で外向型に傾いている」といったとらえ方をするのがベストです。

 そして中には、ちょうど中間の「両向型」もいます。両方のリストに同じ数だけ当てはまった人は、両方の性質をバランス良く持った人(割合でいうと5:5)といえるでしょう。

外向型も、内向型も、自分の心を尊重しよう それが幸せへの近道だから

 外向型が内向型より社交的に見えるのは、人との関わりを積極的に持とうとするからです。しかし実際は、内向型だからといって非社交的とは限りません。

 先ほどもお伝えしたように、外向型と内向型の項目で当てはまる数の割合は人によって異なります。つまり同じ外向型・内向型だからといって、その人たちが同じ性格とは限らないのです。

 何より大切なのは、自分の特性を理解し受け入れること。外向型に傾いている人が内向型に傾こうとしたり、内向型に傾いている人が外向型に傾こうとしたりする必要はありません。自分の特性を理解し受け入れることが、幸せに生きるための近道なのです。

 私自身、これまで自分を外向型だと思っていましたが実は内向型でした。それを知ったことで、人付き合いが苦手な理由も、外出に誘われることを喜べない理由も、自分なりに理解できました。すると自分の中で意識が変わり、誘いを断ることへの罪悪感がなくなったのです。今では1人で過ごす時間を意識して取り入れ、幸せな毎日を送っています。

 皆さんもぜひ、自分が自分らしく生きられるスタイルを見つけてみてくださいね。

(永瀬 なみ)