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褒め方が雑な母に10歳の娘がダメ出し! 鋭い指摘に読者感心「人生何回目かな」
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人を褒めるのって案外難しいですよね。大げさに褒めると嘘っぽくなるし、あまりにさりげないと伝わりづらいし……。その上、相手が我が子となると、なおさら難しいと考える人は少なくないかもしれません。毎晩お手伝いをしてくれる娘から“褒め方”についてダメ出しを食らったというエッセイ漫画が、インスタグラムで話題になっています。思わず大人たちが感心してしまった一言とは? 作者のもちほ。(mochiho_mochiko)さんに話を伺いました。
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子どもが何かをしてくれた時の、正しい褒め方とは?
13歳と5歳の男の子、そして10歳の女の子の3人を育てるワーキングママのもちほ。さん。インスタグラムに投稿しているのは、主に育児漫画です。
筋トレで腕立て伏せ中、ふざけて弟が乗っかっても怒ることなく相手をしてあげる長男くん。「トマトが食べたい」と言う弟のために、わざわざ種を買ってきて育ててあげた長女ちゃん。お母さんが仕事で落ち込んでいたら、「嫌なやちゅ(奴)には、こう言ってやれ!」とアドバイスをくれる次男くん……。
もちほ。さんの漫画を読んでいると、3人のお子さんがとても素敵に育っていることに思わずジーンときてしまいます。どのエピソードもとびきりユニークで、心がほっこりと温まりますよ。
そんなもちほ。さんの作品の中でも話題となっているのは、食器洗いを毎晩してくれるという、10歳の長女が主人公のエピソード。長女ちゃんがお手伝いをしてくれるおかげで、もちほ。さんは毎日、夕食後のゴロゴロタイムが楽しめるそう。
「おかあさん、おわったよ」
「おっ、ありがとう」
キッチンからやってきた長女ちゃんに、さらりとお礼を伝えるもちほ。さんでしたが……。それを聞いた長女ちゃん、ため息をつきながらこう言います。
「おかあさん、それじゃあダメだ。
ほめるなら、もっとちゃんとほめて! そしたらモチベがあがって、つぎにつながる」
まるで“できる部下を育てる方法”を教えているような言葉に、思わず居住まいを正し、反省するもちほ。さん。そんな親子のやりとりに読者は大爆笑しつつも感心しきりな様子。
「人生何回目かな?」「勉強になります!」「素晴らしい10歳!」と、コメント欄には称賛の声が続々寄せられました。さらに、同世代の子どもを育てるママ読者からは「私も子どもたちが何かしてくれたら、モチベーションが上がるような褒め方を心がけます!」といった決意の声も。