どうぶつ
ストーブ前で“点火待ち”…元保護ねこの哀愁漂う背中に共感殺到 「お気持ちはよく分かる」
公開日: / 更新日:
冬の間はストーブの前が定位置 火傷など怪我にも配慮
ねことの暮らしに憧れていた飼い主さんは、6年ほど前に「捨てねこがいる」という情報を受け、引き取りに行きました。
「親ねこ2匹と兄妹の子ねこ3匹の計5匹がバス停の近くに捨てられていると、付近で仕事されている方が教えてくれました。お母さんの姿は見なかったのですが、お父さんがずっと子ねこのそばにいて毛づくろいをしたり顔を寄せ合ったりしていて本当にかわいくて。心苦しかったのですが、我が家ではみんな引き取ることができなかったので、子ねこを1匹だけ迎え入れました」
飼い主さんの娘さんが、ディズニー映画『おしゃれキャット』(1970)に登場する子ねこの「マリー」が好きだったことから、連れ帰ったねこに同じ名前を付けました。
一緒に捨てられていた他のねこたちも、情報を見た3人がその日のうちに親ねこ2匹を一緒に、子ねこを1匹ずつそれぞれ引き取ったそう。「お母さんねこは引き取られてから間もなく亡くなってしまったそうですが、他のねこたちは元気に暮らしているそうです」と話してくれました。
そうして飼い主さんの元で幸せに暮らし始めたマリーちゃん。ストーブの前を好むようになったのは1歳を迎えた頃からだそうです。
「ストーブをつけるとすぐに察知して寄ってきて、冬の間はストーブの前が定位置です。火傷をしたりすることがないように、長い時間寝そべっている時はマリーをそっとずらしてあげます」と配慮しています。
1年ほど前には4歳の男の子「てつお」くんとの同居生活がスタート。ツンデレのツンが強めというマリーちゃんとは仲良しではないそうですが、飼い主さんは「いつか2匹が寄り添ってねこ団子になってくれることを願っています」と思いを膨らませています。
○取材協力:まりてつ(@marie_mamachan)さん
(Hint-Pot編集部)