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英王室が異例の“失望”声明 ウイリアム王子とヘンリー王子の新ドキュメンタリーが波紋
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出演したスコビー氏の証言に“反論”する報道も 王室は具体的に“反撃”
こうした番組内容について英大衆紙「ザ・サン」は、スコビー氏が「私自身の経験からそれは真実だ」と証言した“ネガティブな話のブリーフィング”に注目。元BBCの王室担当記者ピーター・ハント氏のコメントとして、「私がロイヤルファミリーを担当していた時、そのようなことはほとんど起こらなかった。彼ら(王室スタッフ)がそうできるのは、彼らが仕えるロイヤルファミリーのトップから許可を得た時だけだと思う」と伝えた。
加えて情報筋は同紙に対し、ウイリアム王子は王室スタッフにロイヤルファミリー内の他世帯メンバーについて「絶対に口にしないように」と明確に指示していたと証言。情報筋はその理由として「彼(ウイリアム王子)は90年代に両親(チャールズ皇太子とダイアナ元妃)が激しく争ってきた状況を見てきたので、二度とそのような争いが起こってほしくないと思っていたのです」と語っている。
また同紙は現地時間23日の記事で、ウェストミンスター寺院で予定されているキャサリン妃主催のクリスマスキャロル・コンサートが英民放ITVで放送されると報じた。当初はBBCで放送予定だったが、情報筋によると「ひどいドキュメンタリーのために、ここ数日で変更された」という。また、第2回の放送を控えているため王室側はさらなるボイコットを考えており、関係はさらに悪化する可能性があると指摘している。
第1回の放送から嵐を巻き起こしているこのドキュメンタリー番組。29日夜に放送予定の第2回では、ヘンリー王子夫妻の長男アーチーくんの誕生や王室の海外訪問などを含む2018 年から2021年にかけての内容になるという。
(Hint-Pot編集部)