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英王室が「クリスマスプディング」のレシピを公開 この時期に早くから作る理由とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

「かき混ぜる」作業が重要! 家族一人ひとりが願い事をしながら行う伝統も

 ロイヤルファミリーの公式インスタグラムは先日、王室専属シェフによるクリスマスプディングのレシピを公開しました。その内容を見てみましょう。

【材料】
Aレーズン 250g
Aカラント 250g
Aサルタナ(種なしブドウの一種)185g
Aミックスピール 150g
Aパン粉  250g
A小麦粉  90g
Aミックススパイス 12g
A砂糖   180g
Aスエット(牛や羊の腰部分、腎臓付近の脂。ベジタリアンスエットでも可)250g
B卵    2個
Bビール  275g
Bラム酒  40ml
Bブランデー 40ml

【作り方】
1. Aをボウルに入れてかき混ぜる
2. Bを入れ、さらにかき混ぜる
3. 生地を入れる器にスエットやバターを塗る
4. 器に生地を入れ、クッキングシートを乗せる
5. 器を布で覆い、6時間蒸す
6. 蒸し終えたら冷所でクリスマスまで保管する

※お酒を使いたくない場合はオレンジジュースや冷たいお茶を代わりに使う
※クリスマスに食べる際は3~4時間再加熱し、フランベしてブランデーソースとクリームを添える

 やはり英国民には関心が高いようで、英大衆紙「デイリー・メール」がこのレシピを紹介しました。ちなみに、制作過程の「かき混ぜる」という作業は重要で、家族一人ひとりが願い事をしながらかき混ぜることが伝統的な工程と言われているそう。同紙では、2019年にウイリアム王子夫妻の長男ジョージ王子がエリザベス女王やチャールズ皇太子と一緒に生地を混ぜる様子を紹介しています。

 定番のクリスマスケーキでは物足りなくなった方や新たなケーキを開拓したい方は、英王室のレシピを試してみてはいかがでしょう。材料には日本で入手が難しいスエットが使われていますが、ネット上ではさまざまな代用品のアイデアも共有されているようです。それらをヒントに、自分だけの味を作り出してみるのも楽しそうですね。

(Hint-Pot編集部)