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今さら聞けない クリスマス菓子「シュトレン」の正しい食べ方 日本で流行した要因も

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著者:Hint-Pot編集部

予約開始即完売の人気店も 自分好みのシュトレンを見つけてみては?

断面を見ると一目瞭然。ドライフルーツやナッツ、粉の配合なども店舗によってさまざま【写真:Hint-Pot編集部】
断面を見ると一目瞭然。ドライフルーツやナッツ、粉の配合なども店舗によってさまざま【写真:Hint-Pot編集部】

 日本では近年のブームにより、シュトレンは独自の発展を遂げています。最近では、小豆や黒豆、抹茶、柚子ピール、和三盆など、和素材を使った日本ならではのものも人気です。

 国内外2000軒以上のパン屋を訪れたパンディレクターの大谷りえ子さんは、このシュトレンブームについて、「日本人に合わせたシュトレンがたくさん出てきたのがひとつだと思います。本場のものはマジパンが入っていますが、マジパンよりも日本人の好みに合わせた栗や抹茶などの素材を使っていることが多いのと、いろいろなメディアで紹介されたシュトレンの食べ方などが浸透してきた結果ではないでしょうか」と分析しています。

 予約開始と同時にほぼ売り切れる人気店もあるので、クリスマスまで1か月を切った今、早めの入手がおすすめです。

 阪急百貨店うめだ本店(大阪市北区)では、さまざまな店舗のシュトレンを集めて販売する「きっと見つかる 私のシュトレン」というイベントを毎年開催。「1本は大きすぎて食べきれない、もっといろいろ食べてみたい」という人のために、ワンスライスサイズでの販売もしており、気軽にいろいろな店舗のシュトレンの食べ比べができるそうです(今年は11月30日まで)。

 各地でイルミネーションが灯り、クリスマスに向けて華やかさが増すこのシーズン。お気に入りのシュトレンを探してみてはいかがでしょうか。

(Hint-Pot編集部)