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3万人が感心した掃除・収納術 働くママがたどり着いた「ちょっとだけ自分を救う」工夫

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

「なるべく家族みんなが実践できる簡単な仕組みにすること」が大切

こちらが「とりあえず置いていいBOX」。Rieさんによると“夫用バスケット”も有効なのだそう【写真提供:Rie@3歳児と料理(@riebento)さん】
こちらが「とりあえず置いていいBOX」。Rieさんによると“夫用バスケット”も有効なのだそう【写真提供:Rie@3歳児と料理(@riebento)さん】

 Rieさんに反響への感想やリプライ(返信)欄でも見られた疑問点、またお掃除を苦手に思っている人たちへのアドバイスをお伺いしました。

Q. 大きな反響になりましたが、今のお気持ちを教えてください。
「たくさんの方が参考にしてくださってうれしかったです。『大ざっぱで面倒くさがりなのかもしれないけど、ここまで掃除と整頓を殺す情熱を向けられるのがすごい』『面倒くさくなるのが面倒くさいから、面倒くさくならないように策を練るのが偉い』とコメントをくださった方がいらっしゃいました。まさにその通りで、面倒くさがりなりに頑張ったことではあるので、そう言ってもらえてうれしかったです」

Q. リプライの中にパートナーの協力が難しいとの声もありました。パートナーに協力してもらうコツがあれば教えてください。
「うちの夫は協力的な方だとは思いますが、そもそも単身赴任中なので家にいないことがほとんどです……。やはり『家が汚れている』と感じる度合いは人によって違うので、すり合わせるのは難しいですよね。夫と同居中は、ダイレクトメールをテーブルに放置されて私がブチギレてしまうこともよくありました。

 できることとしては、なるべく家族みんなが実践できるような簡単な仕組みにすることと、“夫スペース”的なのを作ることくらいかなと思います。私は“夫用バスケット”などを作って、『ここに好きなだけ服とかカギとか放り込んでいいから床には置かないで』と言っていました。夫の部屋があればベストですが、我が家にはないのでバスケットで代用しました。

 娘が大きくなったり、夫が帰ってきたらまた状況も性格も変わると思うので、その時に応じてやりやすい方法をアップデートしていこうと思います」

Q. スマート家電などさまざまなアイテムを駆使されていますが、ツイートに挙げた以外にも活用しているアイテムがあれば教えてください。
「1つ目はカゴです。かわいいカゴはついすぐ買ってしまいます。リビングに放置してもカゴにさえ入っていれば、何だかおしゃれに見えるのでおすすめです。2つ目は、インテリア雑貨メーカー『山崎実業』の商品全般です。本当に本当に優秀だし、シンプルだし、こういうのが欲しかった! というものばかりで。うちには山崎実業さんの収納商品がたくさんあります」

Q. 今回は日々心がけていることがテーマでしたが、大掃除はどうしていますか?
「特に決めてしていません。大掃除をしたくないので、こまめな掃除を始めました。換気扇やカーテンも別に『年末に洗わないといけない』という決まりがあるわけでもないですし、年末はイベントが多くて忙しいのでやる時期を特に決めず、夏場などできる時にやっています」

Q. 整理整頓が苦手な人に1つだけアドバイスするとしたら?
「好きな家事、嫌いな家事は人によって違うと思うのですが、好きな家事は楽しんで、嫌いな家事は嫌いにならないための工夫をしてみるのが良いと思います。

 例えば私は、料理が大好きなのでキッチン関連のことなら楽しんで整頓できます。でも、たたんだりアイロンがけしたりするのが大嫌いなので、服は一切たたまずに入れるんです。娘の服はシワくちゃですが、もう私にはできないことなので諦めています」

 清潔で整頓されたな部屋に暮らすことは、心身の健康のために大切です。しかし、そうした部屋にするためにストレスを溜めては本末転倒。ツイートに寄せられたコメントにもあったように、「面倒くさくなるのが面倒くさいからやる」という心持ちこそ整理整頓につながるのかもしれませんね。

(Hint-Pot編集部)