漫画
子ども時代の宝物と再会する喜びを描く漫画 読者から共感の嵐! 「育児のおかげ」
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子どもと遊んでいる時、ふと幼い頃の思い出がよみがえるママは少なくないでしょう。おもちゃやお菓子を懐かしんだり、「私もこの遊びをしたな……」と思いを馳せたり。筆者も以前、知人の子どもから「占いしてほしい?」と聞かれ、張り切って“大吉”“小吉”などと書かれた鉛筆を転がし始めた時、胸が熱くなった記憶があります。「まだこういう鉛筆占いってあったんだ」と。我が子と遊びながら自らの子ども時代を思い返し、胸をときめかせているママの漫画がインスタグラムで話題を呼んでいます。作者に話を伺いました。
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育児をしているからこそ子ども時代の宝物と再会できた
漫画を投稿したのは、せなままの優しい絵本@台湾育児(senaniya)さんです。せなままさんは、台湾在住8年目の日本語教師。3歳の愛娘・セナちゃんと夫、そして愛猫2匹の“5人家族”だそう。
インスタグラムには、台湾生活で発見した目からウロコな出来事や習慣、セナちゃんの成長ぶりを温かく見守る育児漫画などを投稿。育児に寛容な台湾だからこそできるストレスフリーな子育てを発信し、「海外での育児や生活が興味深い!」と人気を集めています。
話題になっている漫画は、セナちゃんがお誕生日のプレゼントをリクエストするところから始まります。
4歳のお誕生日にセナちゃんがリクエストしたのは、おもちゃのお化粧セット。自分自身にとって化粧は「面倒でしかない……」という域に達しているせなままさんですが、初めてのことにときめく娘を見て心が温かくなったそうです。
そして、セナちゃんを育てているからこそ、子どもの時に大好きだったものたちと再会できているのだと喜びを噛み締めます。
カルピスやディズニー、クレヨン、そしておままごと遊び。どれも懐かしくて、キラキラと輝く思い出たちです。
さらに、セナちゃんと自分の姿に、幼かった頃の自分と母親の姿を重ねることも。母親になったことで幼い頃の気持ちを思い出したり、お母さんの気持ちを想像したりするようになったそうです。
「迎えられる側から迎える側になったり、求める側から求められる側になったり、育児は大変だけど、また自分のところに戻ってきてくれたものや記憶がとても愛おしく、頑張ろうと思えるのかもしれないなって話です」
そんなモノローグに、同世代のママ読者たちは感動&大共感。たくさんの“いいね”が集まった他、コメント欄には「忘れていた記憶を、今度は親として……。素敵です」「分かります! 育児できているおかげだなってうれしくなりますね」「同じく、母の姿を重ねている自分がいます」など、温かな言葉が多く見られました。