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クリスマスの飾り物 リースとスワッグを手作りする方法 置くだけでOKの植物も

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:のなか りえこ

フレッシュグリーンはスワッグにしても

フレッシュグリーンを使ったスワッグ【写真:のなかりえこ】
フレッシュグリーンを使ったスワッグ【写真:のなかりえこ】

 生のグリーンを使用したクリスマスの飾りは、針葉樹のさわやかな香りが楽しめるのもうれしいポイント。素材としてはモミやコニファー(ブルーアイス、ブルーバード)、ヒムロスギなどが一般的です。この季節、生花店でも見かけることが多いのではないでしょうか。

 手作りもできますが、慣れないうちは巻き付ける作業に難しさを感じるかもしれません。フレッシュグリーンでクリスマスの飾りを作りたい初心者の方には、スワッグをおすすめします。

 スワッグとは本来、ドイツ語で「壁飾り」の意味。束ねた植物を逆さに吊るして壁に飾るのが定番です。作り方は簡単で、モミやユーカリなどお気に入りのフレッシュグリーンを花束のように重ねていき、根元をまとめて紐で結ぶだけ。

 グリーンの植物のみで作るのもシンプルで良いですが、リボンや木の実なども使うとクリスマスの華やさがプラスされます。植物を重ねる時は、見せる部分の表情を考えながら工夫を。また、結ぶ部分のグリーンの葉は取っておいた方が扱いやすいでしょう。

扱いやすく見た目もかわいいサンキライ

そのまま丸めて置いてもインテリアになる赤い実のサンキライ(写真はイメージ)【写真:写真AC】
そのまま丸めて置いてもインテリアになる赤い実のサンキライ(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 クリスマスらしい雰囲気を演出できる植物として「サンキライ」があります。複数に分かれた枝の先に丸くて赤い実が付いているのが特徴です。ちなみに、夏に出回るサンキライの実の色はグリーン。店頭で見たことがある人も多いかもしれません。

 サンキライは、漢字で書くと「山帰来」です。古くは生薬として使われ、山で病気になった人がこの実を食べて元気になって帰ってきたことが名の由来ともいわれています。

 つる性の植物なので、枝の特性を生かしてそのまま丸めてリースのようにすることもできます。また、切り分けた枝をリースに付ければ絶妙のアクセントに。扱いやすく、アレンジメントしやすい植物です。そのまま置いておくだけでも存在感があるので、クリスマス時期のインテリアとして活用してみましょう。

(Hint-Pot編集部)

のなか りえこ

フラワー&グリーンコーディネーター。インテリア商材を扱う仕事から花の世界へ。現在はフリーで活動中。花と植物に関する提案・制作(装花・装飾・植栽など)を中心に行う。
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