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知ってそうで知らない“寿司ネタ”の漢字 読める・読めないトップ5は?
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読めないトップ5 魚へんに「神」がついた魚も
では、ランキングの下位にあたる「読めなかった漢字」トップ5の結果を5位から見てみましょう。
【5位:栄螺(サザエ)23.1%】
サザエという名前の由来は、形状をそのまま家に見立てた「ささ(小さい)」「え(家)」とする説が一般的です。漢字の「栄螺」は「さかえ」という読み方が似た「栄」に、巻き貝を意味する「螺」を足したものと言われています。
【4位:鰰(ハタハタ)22.1%】
変わった名前の魚として知られています。魚へんに「神」がついている理由は、名前の由来が「はたたがみ」という神様だからと考えられています。
【3位:障泥烏賊(アオリイカ)21.2%】
「あおり」と読む「障泥」は馬具の1つ。馬にかける布で、その字の通り泥はねなどを避ける用途です。「障泥烏賊」はひれの動く様を障泥に見立てた名前と言われているそう。
【2位:ハマチ(魚へんに「反」)20.2%】
成長したサイズによって呼び方が変わる“出世魚”のため、正式な名前(標準和名)はブリです。関西でハマチは40~60センチの状態を指しますが、地域によって名前が異なるためきちんとした分類は難しいそう。また漢字の由来にも諸説あり、ハリがある魚だからとする説などがあります。
【1位:シイラ(魚へんに「暑」または「署」)14.4%】
「鬼頭魚」という別名を持ち、ハワイでは「マヒマヒ」と呼ばれています。魚へんに「暑」以外に「署」と書くことも。前者の場合は、温暖な地域に生息していることなどが漢字の由来として挙げられているようです。
ランキングとしてご紹介した寿司ネタ漢字はもちろんほんの一部。1つずつ丹念に調べてみると、食文化や歴史、風土を深く知るきっかけになるかもしれませんね。
(Hint-Pot編集部)