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引き出し式の冷凍庫をフル活用 物を取り出しやすくする収納方法とは【収納の裏ワザ7】
公開日: / 更新日:
教えてくれた人:伊藤 まき
整理収納アドバイザーの伊藤まきさんは双子のママ。仕事で大忙しの日々ですが、愛娘たちのごはん作りも欠かせなくなり、冷凍庫を使用することが各段に増えたそうです。忙しい毎日に少しの余裕や快適さをもたらす、知っておきたい家事のプチ裏ワザを毎日1つずつご紹介するこの連載。今回は伊藤さんが実践している、「取り出しやすく、しまいやすい」冷凍庫の収納テクをご紹介します。
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ファスナー付き保存袋を立てて入れる仕切り作りがポイント
今日の収納テクニックは「冷凍庫の中なんて、とても人に見せられない!」とお嘆きの方にこそぜひ真似していただきたい内容。冷凍庫の中に仕切りを作ってあげるという、本当にちょっとしたひと工夫です。
「食材は市販の食料保存袋に移してからしまっています。サイズはSサイズです。その時のコツは、庫内に仕切りを作ること。袋を横向きではなく立たせて収納できるので、上から見た時に探しやすくなります。これで冷凍庫を開けている時間が減りました」
引き出し式の冷凍庫で袋を横にして重ねていくと、上のものを取り除いて食材を探す必要があるため、時間がかかりますよね。仕切りを作れば立てて置けるので、デッドスペースが生まれにくいのもうれしいところ。また、冷凍庫を開けている時間が減ると、電気代の節約にも繋がります。
伊藤さんは、冷凍庫のスライド式ラック部分にダイソーの蓋式シューズケースを、その下の深めの収納部分にはセリアのソフトライナーケースを使っているそう。
ただし、シューズケースは冷えて硬くなると割れやすくなるため、真似をする際は慎重に取り扱ってください。割れてしまった場合は、怪我をしないように使用を中止しましょう。フリーザースタンドなど、冷凍庫の仕切りを作るための専用商品もあるので、ご自身が使いやすい物を探してみてください。
ちなみにこちらのシューズケース。収納のプロの間で人気が爆発し、それが一般に広まり、手に入らないことも多いレアアイテム。見つけた時にまとめて購入し、さまざまな小物収納に利用しちゃいましょう。
(和栗 恵)
伊藤 まき(いとう・まき)
整理収納アドバイザー1級、クリンネスト2級。ホテル清掃員や国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出などで経験を積み、出版社に入社したのち独立。掃除しながら片づける「整理収納のプロフェッショナル」として各種ウェブメディアで記事を手がけ、掃除本の編集ライターとしても活躍中。
インスタグラム:maki_organize