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表面が紫色は「ラッキーブロッコリー」 プロが教えるおいしい見分け方と保存法
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年間を通して手に入るブロッコリーが特においしく、流通が増える時期は11~3月頃。まさに今が旬です。カロテン、ビタミンC、ビタミンE、カルシウム、鉄、食物繊維など栄養豊富な緑黄色野菜で、欧米では「栄養の宝石」と言われています。せっかくならよりおいしく栄養たっぷりなものを選びたいですよね。そこで、ブロッコリーのプロである生産者に見分け方を教えていただきました。
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ブロッコリーのツイートで大人気の「安井ファーム」さんに聞いた!
石川県にある「有限会社安井ファーム」は、単一のブロッコリー生産者として北陸最大級の農業法人。ブロッコリーについて少しでも多くの人に感心を持ってもらうため、複数のSNSを積極的に利用しています。中でもツイッターには、おいしさに関する豆知識が満載! そのユニークな投稿で5.5万人ものフォロワーを持っています。
今回はそんな安井ファームのツイッター担当者さんから、おいしいブロッコリーの見分け方を伝授していただきました。
ブロッコリーはアブラナ科の野菜で、「花蕾(からい)」と呼ばれる頭のボツボツとした部分は花のつぼみにあたります。花蕾が開いていても傷んでいるわけではありませんが、パサパサとしてあまりおいしくないことも。
また、ブロッコリーは収穫した時点で養分の吸収が止まるため、そこからは代謝により一方的に養分を消費することになります。養分の消費が進むと、つぼみにある緑色の色素が次第に分解され、地の色が露出することで“黄色く見える”ように。そのため、黄色くなったブロッコリーは収穫時より栄養が少なくなっていることもあるそうです。
これらのことから、ブロッコリーを購入する際は「つぼみがキュッと締まったものを選ぶべし」と言われますが、その見分けは難しいもの。そこで安井ファームが比較した4つの状態のブロッコリーを見てみましょう。