ナイスブロッコリーはどれ？　比較すると違いが分かる！

　1～4のブロッコリーのうち一番おすすめのブロッコリーはどれだと思いますか？

　正解は4番。これが「キュッと引き締まったブロッコリー」です。1番は「パッサパサとしていて、よく見るとあちこち黄色くなっています」。2番は「輪郭がガタガタ」、3番は「形はそれとなくまとまっているが……いまひとつ」な状態です。

　担当者さんによると、花蕾の形状や黄色くなっていないかの確認以外にも「黒くぬめっている箇所がないかという点をチェックしていただければ」とのことでした。

　また、時折見かける表面が紫色になったブロッコリーは、担当者さんいわく「見つけたらラッキーブロッコリー！」。この紫色は寒さによってポリフェノールが表面に現れた状態なのだそう。「むしろ甘みが増している可能性が高いため」積極的に手に取ることをおすすめしています。

冷蔵保存はチルド室へ！　冷凍は塩茹でがポイント

　おいしいブロッコリーを購入できたら、次に気になるのが保存方法。冷蔵保存をする場合は、耐熱・耐冷のポリ袋に入れてチルド室で保存しましょう。

　野菜室の温度は約2～5度と高いため、ブロッコリーの保存にはあまり向いていないそう。もしチルド室が冷蔵庫についていない場合には、庫内で最も0度に近い場所を選んで保管するといいようです。冷凍保存の場合は先に茹でておきます。

【ブロッコリー冷凍保存の手順】
1. 小房にカットする
2. たっぷりのお湯で30秒間塩茹でにする
3. 素早くザルに上げて粗熱を取る
4. キッチンペーパーで水気をよく拭き取る
5, 金属製のトレイに並べ、ラップをかけて冷凍庫へ

　塩茹でには、劣化の原因となる酵素の働きを止め、凍結時に細胞壁が壊れにくくなる効果があります。茹ですぎると逆に熱で細胞壁が壊れてしまい、旨みや栄養が逃げ出してしまうため注意しましょう。

（Hint-Pot編集部）