「娘に感謝」　親のかっこ悪い姿も許してくれるめいちゃん

　しっかり者のめいちゃんが持つ子どもらしい一面や、娘さんへの気持ちについて、トーコさんに話を伺いました。

Q. 今回のテーマで漫画を描いた理由を教えてください。
「生まれた時から3年間、こちらが一方的に手をかけていた娘が、いつの間にか親の世話を焼くようになりました。成長を感じてうれしく思い、漫画にしました」

Q. 最近、めいちゃんが確認してくれたおかげで「助かった～！」となったエピソードがあれば、教えてください。
「最近は散歩の前に『抱っこ紐持った？』と確認するようになりました。次女はベビーカーで、めいは歩いて散歩するのですが、帰り道に疲れると次女のベビーカーに乗りたがります。それなのに私が抱っこ紐を忘れ、疲れためいを家まで歩かせることが続いたので、確認してくれるようになったんです。私のためというより彼女自身のためだと思いますが、助かっています」

Q. とっても頼れるめいちゃんですが、どなたに似たのでしょうか？
「世話焼きであれこれ口を出すのは私に似ていると思います。失敗した人を『しょうがないねぇ～』と広い心で許せるのは、夫に似ていると思います」

Q. めいちゃんの「こんなところはまだまだ子どもでかわいいな」と思う部分を教えてください！
「ゴムの伸びたズボンをはいて激しくタップダンスをして、ズボンが足首まで落ちてくると『パンツ丸出し～』と言いながらゲラゲラ笑っています。まだまだ子どもだなと笑ってしまいます」

Q. 心に残った読者からの感想など教えてください。
「『自分のありのままの姿をいつも見てくれている人がいるのは幸せなことかもしれませんね』というコメントが心に残りました。親のかっこ悪い姿も全部見ていて、それを『しょうがないねぇ』と許してくれる娘に感謝したいと思います」

　何かとギスギスしがちな現代社会だけに、ありのままの姿を受け止めてくれる存在はありがたいものです。しっかり者のめいちゃんが今後、どんな素敵な女性になっていくのかとても楽しみですね。

（Hint-Pot編集部）