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「ほのかな甘みが何とも幸せ」 香港の有名豆乳飲料 日本で初輸入した女性の強い思い

著者:Hint-Pot編集部

「HKストア」の店長、桑原秋さん。生粋の香港人です【写真提供:HKストア】
「HKストア」の店長、桑原秋さん。生粋の香港人です【写真提供:HKストア】

 リピーターが多い海外旅行先といえば、香港がその一つに挙げられるでしょう。海外への渡航が制限され、そろそろ我慢の限界を迎えつつある香港迷(ファン)も多いのでは。そこで、ほっと一息つける超有名ドリンクで香港チャージしてみませんか? 現地で根強い人気を誇る豆乳飲料「ビタソイ」を日本で初めて輸入した香港人女性に、その魅力と輸入までの紆余曲折などについてお伺いしました。

 ◇ ◇ ◇

香港でも寒い冬 子どもの頃の幸せな思い出を作ったソウルドリンク

「輸入販売しようと決めた理由? それはもう、私が飲みたかったからですよ」と笑うのは、合同会社イーラ(静岡県)が運営するネットショップ「HKストア」の店長、桑原秋さん。日本人男性とご結婚しているので日本の名字ですが、生粋の香港人です。香港北西部の新界(ニューテリトリー)エリアにある元朗(ユンロン)という町で生まれ育ちました。

「香港も冬は寒くなります。子どもの頃は学校の売店で瓶入りの『ビタソイ』がホットで販売されていたんですね。それを両手でぎゅっと握って一口飲むと……ほのかな甘みと豆乳の味が何とも幸せな気分にしてくれるんです」

 この「ビタソイ」とは、香港の飲料メーカー「維他ナイ(おんなへんに乃)」が製造販売している豆乳飲料シリーズのこと。日本でも豆乳はすっかり定着しましたが、「ビタソイ」はその以前から香港で広く親しまれていた商品です。桑原さんが語った通り、香港人にとってはなじみがありすぎて「そこにあるのが当たり前」といえる存在。現在は紙パック入りが多く流通し、現地スーパーマーケットなどでは6個パックでまとめ買いが基本になっています。

「学校から帰っても、家には絶対に常備されていました。その時は考えませんでしたが、切らさないよう母が購入してくれていたんでしょうね(笑)。他の香港人でも同じような思い出を持っている人は多いんですよ。まさに香港人のソウルドリンクです」

 基本の白パッケージはほんのり甘みがついたプレーンの「豆乳飲料」。それ以外にも現地では低糖やノンシュガー、黒豆乳などたくさんの種類があります。HKストアでは「豆乳飲料」と「麦芽豆乳飲料」、「メロン風味大豆飲料」、「チョコ大豆飲料」の4種類を輸入販売。この他にも、同じメーカーによる「ビタ」シリーズの「菊花茶」と「檸檬茶」も取り扱っています。

 この「檸檬茶」ことレモンティーも、観光客を驚かせてくれる飲料です。「茶餐廳(ちゃーちゃんてん)」と呼ばれる街中の喫茶・軽食店などで注文すると、大きなグラスに輪切りのレモンが5~6枚は軽く入っています。これを付属の長いスプーンで押しつぶしながら飲むと、「主役はレモンだったのか!?」と思ってしまうこと間違いなし。「ビタ」シリーズの「檸檬茶」はお店で飲む味にかなり近いとの評判もあります。

「日本人のお客様に人気なのは、やっぱり『檸檬茶』ですね。少し甘めなので、夏場に冷やして飲むと格別です。『ビタソイ』のシリーズは日本在住の香港人がメインのお客様ですが、ぜひ日本のお客様にも試していただきたいと思っています」

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