預かり先での元気な姿に「お迎えしたい！」とすぐに決意

　こむぎちゃんとあずきくんは、保護ねこ団体から飼い主さん一家の元へとやってきました。TNR活動（野良ねこを捕まえて不妊手術を施し元の場所に戻す活動）を行っていた際に保護された2匹はその時、母ねこや他のきょうだいとともに5匹でいたといいます。

　元々、動物が大好きだという飼い主さん一家。ある日、新しい家族として保護ねこをお迎えしようと考え、里親募集サイトで情報を探すことになりました。その中でたまたま目について会いに行ったのが、こむぎちゃんとあずきくんでした。

　実は飼い主さんが“預かりさん”の元へ見学に行った際、キジトラねこの姉妹を紹介されたそう。しかし、目に飛び込んできたのは、こむぎちゃんとあずきくんが元気いっぱいに遊ぶ姿。飼い主さんはその様子に心を掴まれ、「この子たちをお迎えしたい！」とすぐさまお迎えを申し出ました。ちなみに、こむぎちゃんたちのきょうだいである他の3匹も順調に里親が決まり、幸せに暮らしています。

　こうしてこむぎちゃんとあずきくんの引き取りが決定してから、お家にやってくるまでには1週間の時間がありました。そこでお迎えするまでの間、家族全員で2匹の名前を考えることに。かわいさと響きの良さを重視して、それぞれのお名前が授けられました。こむぎちゃんの場合はサビ柄の中に混じった小麦色が、あずきくんの場合は黒ねこがかつて「餡子猫」と呼ばれていたことから、その原料がお名前の由来となっています。

　飼い主さん一家から大きな愛を受け、いつも元気で過ごすこむぎちゃんとあずきくん。2匹の普段の様子はインスタグラム（azukomu1121）やYouTubeチャンネル「あずこむちゃんねる」でも見ることができますよ。

○取材協力：あずこむ1121（@azukikomugi1121）さん

（Hint-Pot編集部）