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低糖質で低カロリー 栄養豊富な茎ワカメで食べ応え抜群おかず2品
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コリコリとした歯応えがおいしい「茎ワカメ」。スーパーマーケットでは、一般的に食されているワカメの隣に並んで販売されていますが、使ったことがないという人も多いのでは? 茎ワカメは葉の部分を取り除いて残った中茎部分で、栄養豊富かつ低カロリー。食物繊維とカルシウムは葉部分の何と約2倍、マグネシウムは約4倍も含まれているとされています。そんな注目食材である茎ワカメの簡単でおいしいレシピを2品ご紹介します。
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厚揚げと炒めてきんぴらに ボリューム満点の一皿
歯応えがある茎ワカメは、細切りにすることで食べやすくなります。出来立てもおいしいですが、保存容器などに入れて4~5時間ほど置くと味が染み込みさらに美味になります。酒のつまみにも、ごはんのお供にも、お弁当のおかずにもなる便利な総菜です。
○茎ワカメと厚揚げのきんぴら
【材料】(作りやすい分量)
茎ワカメ 80g
厚揚げ 1枚
ゴマ油 大さじ1
A砂糖 大さじ1/2
A酒 大さじ1
Aしょうゆ 大さじ1
白ゴマ 適宜
【作り方】
1. 茎ワカメは水洗いし、水をたっぷりと張ったボウルに入れ、1~2時間程度塩抜きをする(途中で何度か水を替える)。水気を切り、太い茎は斜めに細切り。細い茎は4cmの長さに切る。厚揚げはひと口大に切る
2. フライパンにゴマ油を敷き、茎ワカメと厚揚げを炒める
3. 全体に火が通ったら、Aを加えて炒める。水気が半分ほど飛んところで火を止める
4. 白ゴマを上から振りかけて完成
海の幸同士で相性抜群 簡単和え物
茎ワカメは食物繊維が多く、糖質量は100gあたり0.4g。歯応えがあるので、ヘルシーなのに満足感も十分です。茎ワカメだけでは補給できないたんぱく質を、カニカマで補う低糖質料理をご紹介します。
茎ワカメもカニカマもやや塩分が高いので、味を見ながら塩で味付けをしてください。茎ワカメは湯がいて熱々のうちにマヨネーズと和えると、味が馴染みやすいように思います。たっぷり作って常備しておくといいですよ。
○茎ワカメとカニカマのからしマヨ和え
【材料】(作りやすい分量)
茎ワカメ 70g
カニカマ 5~6本
マヨネーズ 大さじ2
練りからし(チューブ) 小さじ1
塩 適宜
【作り方】
1. 塩抜きした茎ワカメを切る。太い茎はタテ半分に割ってから、4cm長さの細切りにする
2. 鍋に湯を沸かし、茎ワカメを入れてサッと湯がいて(30~40秒程度)、ザルに上げる
3. ボウルにマヨネーズ、練りからしを入れてよく混ぜる。水気をよく切った茎ワカメを入れ、ほぐしたカニカマを加えてよく和える。味を見て塩を加える
(和栗 恵)
和栗 恵(わぐり・めぐみ)
恋愛コラムニスト・ライフスタイルライター。1970年東京都生まれの B型。雑誌、ウェブ、ドラマCD、ゲームシナリオ制作など、さまざまな媒体を手がける。男女の本質的な違いに着目した独自の恋愛論・結婚論を、ティーン誌、青年誌、ママさん向けウェブなどで展開中。著書にA型夫とB型妻との生活を描いた「毎日がグチLove B型妻 VS A型夫(笠倉出版社)」、「そして、ありがとう…ー犬とわたしの12の涙ー(日本文芸社)」などがある。