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からだ・美容

体重が減らない理由は睡眠不足? “入眠から3時間”の深い睡眠がカギ

公開日:  /  更新日:

著者:関口 裕子

教えてくれた人:西谷 綾子

覚えておきたい! 減量を成功させるためのポイント5つ

 減量を成功へ導くためのポイントとコツをまとめておきましょう。

1. 睡眠不足は食欲を抑えるホルモンの減少、食欲を刺激するホルモンの増加を招く
 まずは基本です。夜に何か食べたくなったら、「脳の勘違いで食欲が湧いている」と思い出してみましょう。

2. 成長ホルモンを分泌させるため、眠る前には深部体温を急激に下げる
 入浴やストレッチで深部体温を上げ、急激に下がるタイミングで入眠するようにタイミングを測れば、深い睡眠を得ることができるでしょう。

3. 5分でも10分でも早寝を心がけ、累積睡眠を増やす
 無理のない範囲で、少しずつ増やしてみましょう。

4. 甘いもの食べるなら午前中
例えばケーキを食べる場合、午前中と午後10時では、脂肪のつき方が約5倍も違うそうです。また、朝に血糖値を上げれば脳の働きも良くなりますので、朝スイーツは一石二鳥といえます。

5. 適度な運動は必須
 上記4ポイントの仕上げは適度な運動です。負のスパイラルを打ち崩し、生活にメリハリをつけるアクセントとしても活用してみましょう。

(関口 裕子)

西谷 綾子(にしたに・あやこ)

1986年4月4日、鳥取県生まれ。小学校3年生からバスケットボールを始め高校時代にはインターハイ・ウィンターカップ3年連続出場。モデルの仕事でランニングと出合い、2009年から本格的なトレーニングを開始。10年に初フルマラソンで完走し、16年の東京マラソンで3時間1分32秒という自己ベストを記録した。怪我をしないランニングライフを推奨した講習会や、睡眠改善インストラクターの資格を生かした「上手に寝て、健康になる」講演会を開催中。