漫画
子どもが手伝ってくれる“魔法の言葉”を発見! 使いすぎた母親を描く漫画が話題
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「呪文は今、危険なので封印(笑)。“お片付け競争”をしています」
作者のもりかわさんに、魔法の言葉の効力が切れたその後のお話など、詳しいエピソードを伺ってみました!
Q. 今回のテーマで漫画を描いた理由を教えてください。
「少しでも誰かの役に立つかなぁというのと、面白いかなぁと思ったからです」
Q. この魔法の言葉は、初めて使ってからどれくらいの期間有効でしたか?
「2週間くらいは有効だったと思います」
Q. レンくんに魔法返しされた後、何と答えましたか?
「『えっ、あ、うっうん……』と歯切れの悪い返事をしたと思います」
Q. 最近、お手伝いやお片付けをしてほしい時は、どんな言葉をかけていますか?
「呪文は危険なので封印しています(笑)。最近は『お片付け競争しよう!』と言って、レンと下の子のゼン含めて片付けをしていますね。お片付け競争のルールは『一番片付けた人が勝ち!』という単純なものです。運動会のテーマ(「天国と地獄」)を口ずさみながら、途中、実況中継を加えています。
『チャンチャーン! チャラララ、ララー♪ チャラララ、ララー♪ おーっとレンさん早いです! すごい勢いで片付けております! おっと、しかし! ゼンさんも早いです! 負けておりません! しかし、ここでママが追い上げる!』といった感じで盛り上げています。レンはこれで片付けますが、ゼンは最近参加してきません(笑)」
Q. 育児において心がけていることを教えてください。
「怒鳴らない、否定的なことは言わない、こどもの立場に立って考える、伝え方に気を付ける、まずはこどもの話を聞く……などです。心がけているだけで、実際には完璧にできているわけではありません。
例えば、『宿題をしないとテレビを見せない!』ではなく、『宿題が終わったらテレビが見られるからがんばろう!」とポジティブな声かけをします。また、学校で悪いことをした場合にはいきなり怒らず、『どうしてそれをしたの?』とまずは落ち着いて理由を聞くようにしています」
ちなみに「助かる」をより効果的に使うには、行動する“前”ではなく“後”に伝えると良いようです。漫画には「本人の意思でしたことを肯定する意味で使うようです」という、もりかわさんのコメントも添えられています。使いすぎには注意しつつ、効果的に使っていくと成功しそうですね。
(Hint-Pot編集部)