からだ・美容
太って見える原因は“姿勢の崩れ”? 正しい姿勢のチェックとひねって伸ばすエクササイズ
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正しい姿勢のために最初に意識する3つのこと
これを機に自分の立ち姿勢をチェックしてみましょう。鏡の前で横向きに立ったり、スマートフォンでセルフ撮影したり、人に見てもらったり。肩やお腹、おしり周りの位置はどうなっていますか? 一般的に正しい立ち姿勢は、耳の穴から肩の先端、足の付け根(大転子と呼ばれる骨の出っ張り)、膝の中心、くるぶしが一直線になることといわれています。
ヨガには「山のポーズ」と呼ばれる基本の立ち姿勢があり、呼吸と一緒に整えていきます。ただし、チェックポイントが多く1人では確認しにくいので、これらを基にした簡単な方法を紹介しましょう。
○正しい姿勢のために最初に意識する3つのこと
準備=普通に立つ。両足はつけるか、間に握り拳1個分を開ける
1. アゴ:引く
2. 腹部:脱力せずに、おへそをへこませる(もしくは、きついジーパンのチャックを上げるように下腹部をへこませる)
3. おしり:きゅっと締める
これら3つを維持しながら、今度は息を吸いながら胸を張り、両肩を持ち上げます。息を吐きながら、持ち上げた両肩を後ろに回して下ろします。その姿勢で静かに呼吸を続けてみてください。頭の上からすっと引っ張られているイメージです。
普段、背中が丸い猫背姿勢の人は、肩の力を抜くことが大切です。パソコン作業が続いて、肩が内側に巻いてしまう「巻き肩」の姿勢の人は、肩を下げて後ろに引き、胸を張ることを意識しましょう。また腰に力が入りやすい反り腰の姿勢の人は、おしりをきゅっと締めてみぞおちを引っ込め、腰の反りを戻すようにしましょう。