ぐずる子どもを連れた人と出会った時にはどうしたらいい？

　なぜこの漫画を描いたのか、泣いている赤ちゃんを見た時周囲にはどのように対応してもらいたいかなど、まるさんに話を伺いました。

Q. 今回のエピソードを描こうと思った理由を教えてください。
「去年、1人で電車に乗る機会があり、たまたま後ろの方で泣き出した赤ちゃんがいたんです。マスクもしているし、目線だけだと『うるさいなぁ』という意味にもとらえられてしまったらどうしようと、『同じ子どもを育てる母としてそれはつらいな』と思った時のことを描きました」

Q. 大きな反響を呼びましたが、心に残った読者の感想などあれば教えてください。
「『分かる！』という声が多くて、『みんなそう思ってたんだ！』と何だか温かい気持ちになりました」

Q. ぐずる子どもを連れた人と出会った時、周囲はどのように対応するのが理想だと思いますか？
「そっと見守っていただければ……と思いますね。あと声をかけてくださっても、とてもうれしいし、安心します。外出先でぐずる子どもに対応している時は、とても不安感と孤独感があるので……」

Q. 今回の漫画はどのような人に届いてほしいと思いますか？
「出かけ先でよくぐずってしまうお子様を持つ親御さんに届いてほしいですね。共感するといった声も多かったので、『温かく見守ってくれている人もいるんだよ』と思います」

　ツイッターだけでなく、インスタグラム（maru.manga）でも療育や子育てについての漫画を公開しているまるさん。母親の気持ちが飾ることなく描かれています。何かと思い悩むことが多い子育てですが、こうした漫画で「私一人ではない」と共感することで、少しの癒やしを感じられるかもしれませんね。

（Hint-Pot編集部）