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ヤドカリの中身が丸見え! 驚きの生態を飼育員さんが伝授 自然界での習性を利用

著者:Hint-Pot編集部

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「すさみ町立エビとカニの水族館」が展示する“クリスタルヤドカリ”【写真提供:すさみ町立エビとカニの水族館】
「すさみ町立エビとカニの水族館」が展示する“クリスタルヤドカリ”【写真提供:すさみ町立エビとカニの水族館】

 愛らしいフォルムに加え、宿となる貝殻を飼い主好みに変えられることから、ペットしての人気も高まっているヤドカリ。海水浴や水辺の散策などでも目にする機会の多い生物ですが、貝殻の中身が一体どうなっているかすぐに思いつきますか? その実態を教えてくれる「すさみ町立エビとカニの水族館」(和歌山県西牟婁郡)のツイッター投稿が話題になっています。工夫が凝らされた展示やヤドカリの生態などについて、同館の本多正樹さんに話を伺いました。

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貝殻の中が一目瞭然 ツイッター投稿には「見られて良かった」と絶賛の声

「すさみ町立エビとカニの水族館」は、道の駅に併設された珍しい水族館です。紀伊半島近海に生息しているエビやカニなどの甲殻類を中心に約150種1000点を展示しています。

 その中でも特に注目なのが、透明なガラス製の貝殻に体を収めている「イシダタミヤドカリ」です。体長は5センチほど。同館ではその見た目から、“クリスタルヤドカリ”という愛称で親しまれています。館内では約200匹のヤドカリが飼育されていますが、ガラス製の貝殻を宿にしているのはそのうちの2匹だけだといいます。

 このヤドカリを側面から見ると、腹部がどのような状態で貝殻に収まっているか一目瞭然。巻き貝の殻に腹部をくるりと巻きつけることで体をうまく固定し、移動している様子が観察できます。

 視認性が高いこの展示方法がツイッターで公開されると、19万件近い“いいね”を集める大きな反響を呼びました。さらに、「本当に貝殻を掴んで背負っているんだなってのがよく分かる」「これはすごい! ヤドカリの観察が思いのまま!」「どうなっているのか知りたかったことの一つです」「死ぬまでにこれが見られて良かった!」といったリプライ(返信)が寄せられています。