からだ・美容
ハワイ発「ゼロ・ウェイスト」 2022年、SDGsはさらに加速! コスメも量り売り
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脱プラスチックのエコアイテムは日常生活でも人気
海に囲まれたハワイにいると、海の汚染は気になります。特に最近は、マイクロプラスチックが大きな社会問題です。脱プラスチックを目指して、さまざまな取り組みが行われています。
プラスチック製のレジ袋に変わりエコバッグ、ペットボトルに変わり水筒を持つことが当たり前のようになりました。プラスチック製ではない使い回せるストローなども代表的なアイテムですね。
エコバックは、小さくたためるものや保冷できるもの、大きなものが入るバッグなど、さまざまなバリエーションもあるので便利です。もちろんデザインも豊富で、素敵なエコバッグが増えました。
水筒の人気も上昇中です。現在、全米50州のうちの10州では、ペットボトルや缶に入った飲み物の購入時にデポジット(委託金)を支払う制度を実施しています。デポジットを返金してもらうために、空になったペットボトルや空き缶をリサイクル業者に持ち込みます。
もちろんハワイ州でもこの制度を取り入れているのですが、空になったペットボトルや空き缶を洗って集めて、まとめてリサイクル業者に持って行くのはとても面倒。それなら家で浄化した水やお茶を水筒に入れる方が安上がりで簡単なため、水筒を携帯する人が増えています。保温効果の高いステンレス製の水筒が人気で、その中でも色や容量のバリエーションが多い「ハイドロフラスク」はダントツの人気です。
すでにカフェやバーそしてレストランなどでプラスチック製ストローの使用が禁止されていますが、家庭でもステンレス製やシリコン製、ガラス製のストローを使う人が増えた印象です。ショップでもおしゃれな携帯用のステンレスストローが売られています。
また、人気のプレートランチを買っても、今まで無条件でもらえたフォークや割り箸などのカトラリーはリクエストしないともらえなくなりました。そのせいか、普段からマイカトラリーを持っているエコな人もよく見かけるようになっています。