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アンドリュー王子とヘンリー王子 今後どうなる? 王室の重要な役割から外れる可能性
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「今年後半に変更を必要とする出来事が発生する可能性」と情報筋
何かと騒動が絶えない英国王室。“騒動が絶えない次男2人”であるアンドリュー王子とヘンリー王子について、英メディアは現在もさまざまな件を報じている。
「メール」紙が掲載した記事によると、2人は「二重の屈辱」に直面しているという。まず一つは、今年迎える女王の在位70周年式典「プラチナ・ジュビリー」に際し与えられる特別な記念メダルを手にできないということだ。
この件をまず報じたのは、英高級紙「テレグラフ」だった。記念メダルは軍人や警察官、消防士などに与えられる。王室メンバーは軍の名誉職を保持している場合、退役軍人はジョージ・クロス(勲章)またはヴィクトリア十字章を受勲した場合だ。そのため、軍の名誉職を正式に返上している2人には受け取る資格がないそうだ。
「メール」紙に戻ると、もう一つの“屈辱”は「国務顧問」から外される可能性だという。この役職は、女王が病気などで職務を遂行できなくなった場合の代理として、職務の大半を行う権限が与えられるもの。国務顧問は、君主の配偶者と王位継承順位の上から4人(21歳以上)と法で定められている。そのため現在は、チャールズ皇太子(1位)とウイリアム王子(2位)、ヘンリー王子(6位)、アンドリュー王子(9位)の4人だ。
バッキンガム宮殿の情報筋は同紙に対し、2人がまだこの役職にあることを認めた。だが一方で「今年後半に(国務顧問の)変更を必要とする出来事が発生する可能性がある」とも言及したという。それはすなわち、アンドリュー王子の裁判の結果とヘンリー王子が出版を予定している回想録を指している。
前述の通り、今年は女王在位70周年という前人未到の偉業を祝賀する年。コロナ禍や政界のゴタゴタなど騒動が絶えないだけに、ぜひとも国民の意識を一つにしたいところだろう。しかし、そう簡単にはいかない事情も山積。中でも“次男王子”2人については、その行動と行く末でさらに大きなインパクトを与えるかもしれない。
(Hint-Pot編集部)