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“かわいい×農業”を発信する農業女子 「自分のスタイルは外せない」理由とは

著者:Hint-Pot編集部・出口 夏奈子

ピンクのエプロンに身を包んだ景井愛実さん【写真提供:景井愛実】
ピンクのエプロンに身を包んだ景井愛実さん【写真提供:景井愛実】

 結婚を機に、福島県内にある夫の実家の果樹園を手伝い始めた景井愛実さん。農業と接するうちに、フードロス問題に取り組むべく自身で「Berry’s Garden」という事業を立ち上げ、本格的にその道へ足を踏み入れました。さまざまな分野で活躍する女性たちにスポットライトを当て、その人生を紐解く連載「私のビハインドストーリー」。今回はSNSなどを駆使して農業を発信する“農業女子”、景井さんの後編をお届けします。

 ◇ ◇ ◇

美容やファッションが好き…「福島が受けた風評被害」を何とかしたい思いも

 結婚を機に夫の家族と同居し、家業の農業を手伝うようになった景井愛実さん。運用しているSNSはピンク色で統一され、かわいいものであふれています。しかし、綴られているのは農業に関すること。まさに“かわいい×農業”を発信し続ける理由は2つあるそうです。まず1つ目は「単純に美容やファッションが好き」だから。

「これまで農業をやっている方って『ちょっとおとなしくしていないといけない』みたいなイメージもあったのですが、スタイルが農業に影響を与えるわけではないですよね? 農業って一生やる仕事ですから、だったら楽しんで仕事するためにも『自分の好きなスタイルは外せない』と思ったんです」

 そして2つ目は、2011年3月に起きた東日本大震災で福島県が受けた風評被害の影響が大きかったそうです。

「どうやったら福島の果物や農産物の安全性を理解してもらえるのか、嫌な思いをせずに福島の農業に携わってもらいたいとか、いろんなことを考えた中で、農水省が主宰する『農業女子プロジェクト』に参加しました。

 そこで全国の農業に携わる女性たちと話をしてみると、福島はちょっと特殊ではあったのですが、農業が抱えている課題自体は基本的にどこも同じだと分かりました。フードロスの問題や担い手不足、耕作放棄地……。それでも農業はもっと自由にできるということを、少しでも多くの人に伝えられたら面白いだろうし、私自身も楽しくなるだろうなと思ったんです」

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