どうぶつ
散歩の誘いに無関心の愛犬 声色を変えた飼い主への反応が話題 「かわいすぎて撃沈」
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実はお散歩大好き! でも行く前はちょっと面倒くさいんだよね…
「散歩」という声には無反応の2匹ですが、ハーネスをつけると一転して大はしゃぎ。「すぐに開けろ」と言わんばかりにドアの前に張り付くそう。
「スタートも猛ダッシュです。散歩中はいろんないぬに戯れていくし、人(特に女性)にはシッポを振って甘えにいこうとします。女性好きなので中におじさんが入ってる説があります。人間もお出かけ前は面倒くさいけど、行き始めると楽しくなる、ということがあると思うのですが、あんな感じなのかもしれません」
撮影中は、首を傾げたまま足を踏み出そうとしないラルクくんとは対照的に、ニコルちゃんは駆け寄ってくるなど違いがありました。
「これはこの声に反応しているだけなんです……。ニコルの方がいつもラルクより面倒くさそうです。元々ひょうきんな性格の子なので、この日はこの声が楽しくて寄ってきたのかもしれません。来てくれたから散歩に行きたいのかと喜んだら、リードを見た途端にUターン。切なかったです」
2匹の反応を受け、どの声なら喜んでもらえるのか試してみたそうで「いろんな声でやってみた結果、ダミ声のみ“傾け走り”が実現することが分かりました」と教えてくれました。
2匹と一緒の生活は笑顔がいっぱい
くるみさん夫婦にとって、ラルクくんとニコルちゃんは本物の子どものような存在です。結婚前から婦人科の病気を患っていたくるみさん。結婚後も子どもを望めないことに、ずっと負い目を感じていたといいます。そんな中、くるみさんは実家の両親が定年後にいぬを飼ったことで夫婦円満になった姿に感化され、いぬのお迎えを決意しました。
こうして約1年5か月前に出会い、先にお迎えしたのが「ニコル」ちゃんでした。「私たち夫婦が『ニコニコ笑顔になれますように』でニコルと名付けました」と教えてくれました。
ニコルちゃんを迎えた後、くるみさんの実家で代々飼ってきたという“白いいぬ”とも運命の出会いをします。それがラルクくんでした。
「ショップで見かけたラルクのことが忘れられず、1週間後に覗いたら売れ残りのように隅っこのケージにいました。ミックス犬ということもあり、あまり人気がなかったのか値下がりもしていて……。最初に出会った日は元気にケージの中でぴょんぴょんしていたのに、再会した時はしょんぼり元気がない様子でした。心が痛くなり、連れて帰ることを決めました」
くるみさんの配偶者さんは顔を見た瞬間に、名前を「ラルクにしよう!」と思いついたそう。その理由について、「多分、車の中で(ロックバンドの)L’Arc~en~Cielの曲がラジオから流れていたからかもしれません」と回想してくれました。
「子どもができないと分かった頃は、自分と他人を比べてつらい気持ちになったり、自分を責めたりして過ごしていました。でも今はこの子たちのおかげで、毎日笑顔でいっぱいです。2匹を通じてご近所さんとも交流していますし、本当に我が家に来てくれて良かったです」
ニコルちゃん、ラルクくん。これからもくるみさん夫婦を幸せいっぱいにしてあげてくださいね!
(Hint-Pot編集部)